RM:私は平凡な20代ではないと思いますが、より若い世代の視点で率直な質問と答えを導き出したいです。『アルスルインジョブ』に若干の拡張性をもたらすことができれば、これ以上望むことはありません(笑)。そうでなくても、前回の撮影が終わったあとの会食の時、(トークテーマについて)話しましたが、現代社会での労働の当為性だとか、とても本質的で普遍的な話をしてみたいです。
――今回の『アルスルインジョブ』には様々な分野の専門家が出演します。もし、このなかで他分野の専門家に生まれ変わることができるとしたら、監督とRMさんの選択は?
チャン監督:私は生まれ変わっても映画!映画監督として生まれます。まだ映画ほど面白いものを見つけられていません。おそらく映画監督100人に聞けば、90人が同じ答えをするのではないでしょうか。お金は稼げなくても満足度が本当に高い職業です(笑)。
RM:歌手じゃなければ来世は理系! 物理学や天文学を勉強してみたいです。 とても素晴らしく尊敬しています。
――お2人はMCとして初共演ですが、「ハンジュニとナムジュニ」の進行スタイルを一つのワードで表現すると?
チャン監督:一つのワードではわかりません。ナムジュンさんが一緒にMCをしているということがとても嬉しいです。アイドルのリーダーらしく、責任感も大きく、整理が上手でした。よく聞いてくれて理解力も高く、話の流れと脈絡も正確に掴み、知的探求心と好奇心も旺盛です。
RM:キーワードなら「ティキタカ(小気味よいテンポで行ったり来たりすること)」…?監督が(パスを)投げたら私がもらったりもします(笑)。
チャン監督:そうですね。僕が難しいものを渡したら、ナムジュンがもらうんです(笑)。
――最後に、視聴者の方々に『アルスルインジョブ』の注目ポイントをお願いします。
チャン監督:面白く観てくれるといいですね。得るものも多い番組であることを願っています。
RM:雑学辞典シリーズは、かなり広い視聴者の幅を持っていると聞いています。(私は)たくさん学んだ人ではありませんが、知的欲求が相当な若者として面白い答えと考えを引き出してみます。よろしくお願いします。初回放送日に公開される僕の初ソロアルバム『Indigo』にもたくさんの関心をお願いします!
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。