韓流時代劇ドラマ『朱蒙』を覚えているだろうか。
高句麗(コグリョ)の初代王・朱蒙(チュモン)の生涯を描いた歴史ファンタジーで、韓国では平均視聴率40.98%、最高視聴率52.67%を記録し、歴代トップとなる35週間視聴率1位にも輝いた。
日本では2007年に地上波放映され、都内の映画館でも上映されたほど。主演俳優のソン・イルグクとハン・ヘジンが来日した際は、空港に1000人のファンが詰めかけるほどの人気ぶりだった。
ソン・イルグクは現在も俳優として活動しているが、気になるのはドラマでヒロイン役ソソノを演じていたハン・ヘジンの現在だろう。
2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
かつての人気スターの現在の姿を紹介する意欲連載。今回はハン・ジミンについて紹介しよう。
『朱蒙』ではヒロイン・ソソノを演じたハン・ヘジン。前出した通り、『朱蒙』効果で日本でもその名が知られ、2007年にはあの『笑っていいとも!』にも出演した。
彼女の躍進はその後も続き、2007年には「ベスト・ジュエリーレディー賞」を受賞。映画『傷だらけの二人』(2014年)の主演など女優として成功する一方、バラエティ番組『みにくいうちの子』でMCを務めるなど、その才能は多方面で発揮された。
そんな彼女のハートを射止めたのは、韓国のサッカー選手。それも韓国代表の司令塔でキャプテンも務めたキ・ソンヨンと交際し、2人は2013年にめでたくゴールインした。
2015年、女の子を出産。2016年からはバラエティ番組のMCなどで芸能活動を再開させ、夫がプレーするイギリスと韓国を行き来する生活を送っている。
ファッション誌でグラビアを披露するなど、その美貌は今も健在だ。
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