イジメ加害者疑惑で消えていた韓国の人気女優、1年8カ月ぶり公で心情吐露

2022年10月10日 話題

「状況を避けずに最善を尽くして解決しようとしている」

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学生時代の“いじめ疑惑”が浮上し、主演ドラマの放送が先送りされるなど活動自粛していた女優パク・ヘスが、第27回釜山国際映画祭で1年8カ月ぶりに公式の場に姿を現し、このような立場を明らかにした。

パク・ヘスは昨年2月、学生時代のいじめ加害疑惑が提起されると、事実無根だとし法的対応に乗り出した。彼女が主演を務めたKBSドラマ『Dear.M』は同月初放送予定だったが、論難が大きくなり編成が無期限延期されていた経緯がある。

『Dear.M』はパク・ヘスだけではなく、NCTのジェヒョン、女優ノ・ジョンウィ、俳優ペ・ヒョンソンらが出演して注目を集めていた。

「精神的にも肉体的にも健康な状態ではありませんでした」

そんな中、パク・ヘスは10月9日午後に行われた映画『君と私』行事に参加し観客たちの前に姿を現した。

『君と僕』はネットフリックスの『D.P』などに出演した俳優チョ・ヒョンチョルが演出を担当した作品だ。

パク・ヘスは「久しぶりにこのように挨拶します。来てくださってとても感謝していますし、この場に一緒にいられて本当に幸せです」とにっこり笑った。

パク・ヘス自身もいじ加害疑惑を意識したように「もう少し待ってくだされば整理された時に機会を作ってより詳しく申し上げます」という立場を明らかにした。

パク・ヘス、キム・シウン主演映画『君と私』は2人の女子高生の友情と愛の間の微妙なギャップをテーマにしており、セウォル号追慕メッセージを盛り込んだ作品だ。パク・ヘスは劇中で事故に遭う親友ハウン(演者キム・シウン)と修学旅行に行くために、あらゆる努力をする女子高生のセミを演じる。

パク・ヘス

パク・ヘスは「撮影当時、私が精神的にも肉体的にもとても健康な状態ではありませんでしたが、この映画と本当に運命のように出会いました。撮影中ずっと愛しか感じられなかったようです」と打ち明けた。

続けて「独立映画は初めてだったのですが、一つの作品のために全力と心を注いでいるということが感じられ、今後も永遠に忘れられない瞬間だと思います」と撮影を振り返った。

◇パク・ヘス プロフィール

1994年11月24日生まれ。2014年のオーディション番組『K-POPスター』シーズン4でその名が知らせ、以降、ドラマ『内省的なボス』『青春時代』などで主演を務めた。またイ・ヨンエ主演の『師任堂(サイムダン)、色の日記』では、師任堂の子供時代を演じた。

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