2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
【2019年版】韓国でリメイクされた日本のドラマを一挙紹介。えっ、あのドラマまで!?
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回は日本でも放映されて人気を呼んだドラマ『パリの恋人』でヒロインを務めた美人女優キム・ジョンウンの現在を紹介する。
韓国では2004年6月から8月にかけて放映され、最終回の視聴率が57.4%を記録する大ヒットとなったドラマ『パリの恋人』。“第一次韓流ブーム”真っ只中ということもあって、2005年3月には日本テレビ系列で日本語吹き替え版が放映され、その反響の大きさから2006年にはBS日テレで字幕版も放映されたヒット作だけに、日本でもファンも多い。
この『パリの恋人』でヒロインのカン・テヨン役を演じていたのが、キム・ジョンウンだ。
韓国ではドラマ『ひまわり』(1998年)でその名が知られ、映画『大変な結婚』などでコメディエンヌとしても評価を高めていた彼女にとって、『パリの恋人』はその人気を決定づける代表作となった。
2006年には『パリの恋人』と同じ脚本家のキム・ウンスク作家が手掛けた『恋人』にもヒロインとして抜擢。2007年には、そのときに共演したイ・ソジンと結婚を前提に交際するが、2008年11月に破局してしまう。
それでも映画『私たちの生涯最高の瞬間』『カムバックマドンナ~私は伝説だ』など、女優業は積極的に展開したが、2014年に出演予定だった『私の心キラキラ』で相手俳優キム・スロの交代を要請。その後、キム・ジョンウン自身も降板するトラブルを起こし、一時、活動を休止することもあった。
そんな中、2016年4月に在米コリアンと結婚。当時、41歳だったこともあって高齢結婚として騒がれた。
もうひとつ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が登場以降、同性同名ゆえにいろいろと面倒に巻き込まれ、悩まされていることを告白。自身のSNSに「私のほうが年長者なのだから、あっちが名前を変えてほしい」と吐露したこともあった。
そんな女優キム・ジョンウンも2017年に映画専門チャンネルOCNで放映されたドラマ『デュエル』で好演。女優業を再開した。今年8月26日にはヨルウン・エンターテインメントと専属契約を締結。本格的に女優活動を再開させようとしているようだ。
女優キム・ジョンウンの今後に注目したい。
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