韓国芸能界きってのおしどり夫婦だった俳優アン・ジェヒョン、ク・ヘソンが、結婚3年で破局を迎えることになった。
ただ、そのニュースがメディアではなく、ク・ヘソンのSNSを通じて世間に知らされたのは、SNS時代ならではの新風景のようだ。
しかも離婚をめぐっての意見が極端に分かれている場面が、当事者らのSNSを通じてリアルタイムで中継されているため、当事者らが負う傷はさらに深まりそうな状況だ。
8月18日、ク・ヘソンは自身のSNSにて夫アン・ジェヒョンとの不仲を暴露し、キャプチャしたメッセージやり取りを公開。
それによって波紋が広がると、2人の所属事務所HBエンターテインメントは、同日午後に「2人が協議離婚を決定した」と発表した。
しかし、ク・ヘソンは協議離婚であることを早速否定し、「離婚理由はアン・ジェヒョンの心変わりと、信用毀損だ」とSNSに公開。
SNSを通じた暴露によって、離婚が泥沼化へと発展しつつある。
有名芸能人たちの離婚がSNS上で中継されるのは、韓国だけでの現象ではない。
結婚8カ月で離婚したアメリカの歌手マイリー・サイラスとリアム・ヘムズワースは、マイリー・サイラスが結婚指輪をしていない写真や、同性の恋人との写真をSNSに投稿したことがきっかけで世間に知られることになった。
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このような現象について、韓国芸能界関係者は「スターのプライベート問題がSNSで先に公開される場合、誤解を生む可能性が高いのでは」と懸念した。
他の関係者も言う。
「ク・ヘソン、アン・ジェヒョンが泥沼離婚騒動を起こすのを見るのは残念だ。所属事務所ではなく個人のSNSを通じて何かを暴露するということは、それだけ怒りに震えているという意味かもしれないが、お互いにとってマイナスにでかない。大衆としてはただ面白い喧嘩の見物だが、当事者たちには大きな傷として残る」
また、この関係者は「ソン・ヘギョ、ソン・ジュンギは離婚の際にお互いを最大限配慮した。いくら個人的な暴露だとしても、芸能人である以上、世間はそれをゴシップ扱いする可能性が高い」と心配しながら、「SNSをプライベート公開の場として利用する時は、公開範囲を慎重に悩む必要がある。事が大きくなって、かえって自分に悪影響を与えることもあるので」と、語っている。
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