火のないところにも煙が立つ。俳優キム・ナムギルと女優チャン・ナラが“フェイクニュース”で突然の結婚説に包まれた。
8月5日午前、ネット上には、韓国メディア『ディスパッチ』がキム・ナムギルとチャン・ナラの結婚説を報じたがすぐに削除したという話題が広がった。
ネット上には、同メディアが報じたように「【独占】演技派俳優キム・ナムギル、童顔美女チャン・ナラと7年の熱愛の末、11月に結婚」という記事のキャプチャー画像が拡散した。しかしその画像は合成されたもので、結婚説はフェイクニュースであることが判明した。
【関連】キム・ナムギル主演の韓ドラ『熱血司祭』、8月に日本初放送!
同日、キム・ナムギルとチャン・ナラ側は、いずれも「事実無根」との公式立場を発表している。
キム・ナムギルの所属事務所C-JeSエンターテインメント側は「根拠のない悪質なキャプチャー画像であることが判明している」とし、「最初に拡散した者を探して強硬に対応する」と明らかにした。続いて「根拠のないチラシ(悪質な噂、デマ)をベースにした報道に留意していただきたい」と要請した。
チャン・ナラ側も、当惑したという立場だ。チャン・ナラ側の関係者は「事実無根」とし、「現在チャン・ナラは10月に放送される新ドラマ『VIP』の撮影にオールインしている」と結婚説について否定した。
2人の結婚説は、根拠のないハプニングに終わった。しかし悪意のあるフェイクニュースによって、キム・ナムギルとチャン・ナラは意外な被害を受けることになった。
所属事務所が公式立場を出すのが難しい早朝にデマが拡散したこと、また2013年に2人が熱愛説に包まれたことで、結婚説を事実と受け止める人が多かったのだ。ちなみに2013年の熱愛説も、キム・ナムギルとチャン・ナラは否定している。
突然の結婚説の浮上によって、2人の名前は主要ポータルサイトのリアルタイム検索ワードの上位圏に入っており、予想外の出来事で話題の中心に立つこととなった。
2人に限らず、多くの韓国スターたちがフェイクニュースによって、堪え難い状況を経験したことがある。
昨年、女優キム・アジュンは突然の死亡説に包まれたが、まったくの事実無根で、多くの人を混乱させた。また女優チョン・ユミとナ・ヨンソクPDも悪質なデマによって、法的対応を取らざるを得なくなった。
信頼性に乏しいフェイクニュースによって、スター本人だけでなく、彼らを応援するファンにまで被害は及んでいる。敏感な問題である結婚、離婚、熱愛、死亡などのフェイクニュースによって、苦しむ芸能人が少なくない。
前へ
次へ