兵役中のスキャンダル大量で失墜…BIGBANGはカムバックできるのか

2019年07月30日 話題 #BIGBANG #兵役

BIGBANGがK-POP界に、“新たな概念”を残している。

男性グループの最大の宿題である「兵役義務」を履行する過程で、メンバーたちが危機に置かれている。“入隊リスク”ではなく、“兵役中リスク”という新概念だ。

BIGBANGは現在、脱退したV.Iと最近除隊したT.O.Pを除き、残りのメンバーが兵役中だ。しかしSOL以外のメンバー全員が兵役中にスキャンダルを起すという、類を見ない事態におちいっている。

左からV.I(脱退)、T.O.P、SOL、G-DRAGON、D-LITE

直近で危機を迎えているメンバーは、D-LITEだ。D-LITEは2017年に310億ウォン(約31億円)で江南区の建物を購入したのだが、そこで違法風俗店が運営され、性売買まで行われたと報じられている。

D-LITEは「購入後すぐに入隊したため、入居した業種についてまともに知らなかった」と反論したが、建物の所有者である彼がテナントを知らなかったはずはないとの疑惑が広がっている。

【関連】ついにD-LITEまで…麻薬に性売買、BIGBANGメンバーの“疑惑と罪”まとめ

BIGBANGのリーダーG-DRAGONは、兵役中の特別待遇や怠慢勤務などで議論を呼んだ。

昨年、足首の不安症で服務中入院した当時、個室を利用していることがわかって物議を醸し、過度に休暇をとっているなどと指摘された。転役(軍隊で服務していた役種を他に変えること)の可能性まで論じられたが、現役服務不適合審議で「適合」判定を受けて現役服務を続けている。

最近、社会服務要員として兵役を終えたT.O.Pは、D-LITEとG-DRAGONの事例を合わせた“兵役中リスク”の総合版だ。

D-LITEのように軍入隊前の行動が兵役中に問題となり、G-DRAGONのような特別待遇問題にも苦しめられた。

2017年2月に義務警察として兵役を開始したT.O.Pは、2016年にソウル龍山(ヨンサン)区の自宅で大麻を喫煙した疑いで起訴され、懲役10カ月、執行猶予2年、追徴金1万2000ウォン(約1200円)を言い渡された。

義務警察の身分を剥奪されたT.O.Pは、2018年1月から龍山区役所龍山工芸館で社会服務要員として代替服務した。しかし代替服務中、過度の病欠をとっているとの議論を巻き起こした。当時T.O.Pはパニック障害の治療を理由に病気休暇を出したと解明した。

T.O.P

あるK-POP界関係者は「男性アイドルは入隊後にイメージが良くなる場合が多いが、BIGBANGはメンバーが兵役中にイメージが下落する異例の状況」と分析した。

同関係者は「メンバーたちの兵役前の過ちが入隊後に発覚しており、さらに兵役中も特別待遇の議論が絶えない。さらにリスクマネジメントをすべき所属事務所YGエンターテインメントの状況も良くないだけに、兵役中のメンバーを守る安全装置すらない」と付け加えた。

気になるのはBIGBANGメンバーの除隊後の活動だ。

G-DRAGONは2018年2月27日入隊しており、除隊は今年11月26日。SOLとD-LITEは来る12月に除隊予定となっている。しかし除隊後の活動については、不透明だ。

別のK-POP関係者は、「YGヤン・ヒョンソク代表プロデューサーが健在であれば彼のスタイル上、BIGBANGファンが根強い海外での活動から始めたことだろう。しかし現時点では、そのプランを実行できるか不透明だ。特にBIGBANGの場合、韓国世論が最悪になっており、いつ韓国内活動を再開できるか知ることができない」と述べた。

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