俳優のキム・ソンホが演劇でのカムバックを控えたなか、ファンによる盛んな寄付が行われている。
キム・ソンホのアメリカファンダム「キム・ソンホUSA」は最近、「誕生日プロジェクトの一環として、250万ウォン(約25万円)を韓国演劇人福祉財団に寄付した。キム・ソンホの寛大な気持ちと演劇に対する情熱にインスピレーションを受けて寄付することになった」と明らかにした。
キム・ソンホは来る7月8日から9月18日まで行われる演劇『Touching the Void』で、男性主人公を演じる。
「キム・ソンホUSA」は、「私たちの取るに足らない寄付が、愛する俳優キム・ソンホの心と近い業界で、ほかの人々が繁盛するのに役立つことを願います。キム・ソンホの劇場に対する情熱と愛を全面的に支持する」と強調した。
ほかにも、キム・ソンホファンによる寄付の美談は連日相次いでいる。韓国のファンカフェ「ソンホ考え」も1日、韓国演劇人福祉財団に300万ウォン(約30万円)を寄付している。 「ソンホ考え」は5月のキム・ソンホの誕生日にも、愛の実社会福祉共同募金会に1000万ウォン(約100万円)を寄付したことがある。
またキム・ソンホは『Touching the Void』に続き、映画『悲しき熱帯』の撮影も行っている。本作は、韓国人の父とフィリピン人の母を持つ、ボクシング選手を夢見る少年が、自分を捨てて去った父親を探すために韓国を訪れて起こる出来事を描いた作品。キム・ソンホにとってはスクリーンデビュー作で、映画『新しき世界』『The Witch/魔女』のパク・フンジョン監督の新作としても注目が集まっている。
なおキム・ソンホは昨年10月、元恋人の暴露によって私生活スキャンダルに巻き込まれた。キム・ソンホの元恋人が暴露文を公開。彼女は2020年7月に妊娠したのだが、キム・ソンホが結婚を約束しながら中絶を強要し、中絶後に一方的に別れを通告したと主張した。
キム・ソンホは同年10月20日、所属事務所を通じて疑惑を認めて「その方に心から謝罪したい」と頭を下げた。キム・ソンホの謝罪後、元恋人は「彼の謝罪を受け、互いに誤解していた部分もあった」としながら和解し、暴露文を削除した。
その後、元恋人の主張は間違いが多いとの声が多数上がり、キム・ソンホに対する批判は弱まったが、それでもキム・ソンホは活動を中断した。
(記事提供=OSEN)
◇キム・ソンホ プロフィール
1986年5月8日生まれ。2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューして以来、演劇界で俳優としての実力を積み重ねてきた。その後活動範囲を広げ、2017年には『キム課長とソ理事』でドラマデビューを果たす。同年のドラマ『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中⁉~』では魔性の詐欺師コン・スチャン役を好演し、「MBC演技大賞」で「新人賞」と「優秀賞」の2冠を達成した。2020年の『スタートアップ: 夢の扉』、2021年の『海街チャチャチャ』に出演し、韓国だけでなく、日本でも人気を集めた。
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