キャスティング議論が提起されたミュージカル女優オク・ジュヒョンが謝罪文を上げた。
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オク・ジュヒョンは6月24日、自身のSNSに「最近、作品キャスティング問題に関する議論に包まれながら、私がミュージカル業界の同僚俳優を告訴する不祥事が発生した。このようなことが発生したことになったことに、責任を感じている。心から申し訳ない」と謝罪した。
彼女は「ミュージカル俳優の先輩たちの声明文を読んでみた。私もミュージカルを愛して大事にし、17年間、ミュージカルに身を置いた一人として、私を取り巻く疑惑とそれを解明しようとする過程で慎重ではなかったことに気づき、反省した」と頭を下げた。
続いて「ミュージカル業界の従事者の方々やミュージカルを愛する観客の方々をはじめ、今回の事で不快を感じた皆さんに申し訳ない気持ちだ。お詫び申し上げる。そして訴訟と関連して発生した騒乱は、自ら正すようにする」と約束した。
また「私はミュージカル『エリザベート』の10周年公演のキャスティングには、何の関与もしなかった」と改めて疑惑を否定し、「オーディションを通じて本人の実力を認められた俳優たちの価値が、おとしめられないことを願う。キャスティングに関連するすべての疑惑について、公演制作会社が事実関係を明白にしてくれることを切に願う」と伝えた。
先立って、ミュージカル俳優のキム・ホヨンが自身のSNSに意味深長な文章を残し、オク・ジュヒョンがミュージカル『エリザベート』10周年記念公演に出演する俳優のキャスティングに関与したのではないかとの疑惑が浮上した。
それと関連してオク・ジュヒョンは、キム・ホヨンを名誉毀損で告訴し、議論が大きくなった。
その後、“ミュージカル第1世代”とされるナム・ギョンジュ、チェ・ジョンウォン、パク・カルリンが声明文を発表。「各自が自分の位置と業務で程度を守らなければならない」と主張し、多くのミュージカル俳優が支持した。
それを受けてオク・ジュヒョンも態度を改め、告訴を取り下げたものと見られる。
オク・ジュヒョンの謝罪文全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。オク・ジュヒョンです。
最近、作品キャスティング問題に関する議論に包まれながら、私がミュージカル業界の同僚俳優を告訴する不祥事が発生しました。このようなことが発生したことになったことに、責任を感じています。心から申し訳ありません。
ミュージカル俳優の先輩たちの声明文を読んでみました。私もミュージカルを愛して大事にし、17年間、ミュージカルに身を置いた一人として、私を取り巻く疑惑とそれを解明しようとする過程で慎重ではなかったことに気づき、反省しました。
ミュージカル業界の従事者の方々やミュージカルを愛する観客の方々をはじめ、今回の事で不快を感じた皆さんに申し訳ない気持ちです。お詫び申し上げます。そして訴訟と関連して発生した騒乱は、自ら正すようにいたします。
また、今後は「俳優は演技という本来の業務に集中しなければならない」という先輩たちの言葉を振り返り、いつもそうしてきたように、演技と歌を通じてミュージカルを愛してくださるすべての方々に自分の真心を伝えます。
最後に、私はミュージカル『エリザベート』の10周年公演のキャスティングには、何の関与もしませんでした。そして、オーディションを通じて本人の実力を認められた俳優たちの価値が、おとしめられないことを願います。キャスティングに関連するすべての疑惑について、公演制作会社が事実関係を明白にしてくださることを切にお願いいたします。
今回のことで懸念と心配の声を送ってくださった方々に感謝し、また傷を受けたすべての方々にもう一度、謝罪の言葉を申し上げます。
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