そしてパク・チャヌク監督が『お嬢さん』以来、6年ぶりに発表する新作『別れる決心』は、山で見つかった遺体を捜査することになった刑事が、死亡者の妻と出会って疑いと関心を同時に感じることで繰り広げられる物語。サスペンスとロマンスが融合された新しい展開の中、パク・チャヌク監督ならではのセンスが光るミザンセーヌが加わったということで関心を高めている。
『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督と、『オールド・ボーイ』で審査委員大賞、『渇き』で審査委員賞を受賞し、『お嬢さん』と今回の『別れる決心』で4作品がコンペティション部門に招待されたパク・チャヌク監督。
作品性と話題性を同時に認められた2人の監督だからこそ、今回のカンヌ映画祭出品の知らせに業界と映画ファンの注目が集まっている。また、『パラサイト 半地下の家族』以来3年ぶりにコンペティション部門に招待された韓国映画として、世界的な地位を一層固めるものと期待される。
『ベイビー・ブローカー』と『別れる決心』は、5月17日開幕の「第75回カンヌ国際映画祭」で世界初上映される。また、6月中に韓国で公開される予定だ。
(記事提供=OSEN)
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