韓国の歌手MCモンが米貨7万ドル(約880万円)を申告しないままアメリカに出国しようとしたが、税関に摘発された。
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最終的にMCモンは、外国為替取引法違反の容疑を受けて起訴意見で検察に送致された。彼が犯した罪はどう処罰され、また他の疑惑についての意見を弁護士に求めた。
MCモンは4月13日、自身のSNSに長文を上げ、7万ドル未申告事件の顛末を明らかにした。MCモンの文章によると、未申告の7万ドルは計10人のスタッフとアメリカでドキュメンタリーを撮るためのお金で、15日間の宿泊費やスタジオレンタル料、食事代、セッション費用が含まれた金額だった。
MCモンは3月中旬、米ロサンゼルスに出国する際、仁川(インチョン)国際空港の税関で7万ドルをバッグに入れて出国しようとする動きが捕捉されて摘発され、4月1日に起訴意見で検察に引き渡された。
申告基準である1万ドルを7倍も超えた金額を申告せずに持ち出そうとしたMCモンは、はたしてどんな処罰を受けるだろうか。
法務法人ViTS LAWのチョン・チャン弁護士は「最近、外国為替取引法違反と関連して処罰がますます強くなっている」とし、「外国口座にお金を送ってビットコインを買って脱税したり、贈与したりする便法が多いため、警察や税関で関心が高い。外国為替取引法によると、申告しない金額が3万ドル以下の場合、過怠料処分を受け、それ以上の場合、1年以下の懲役または1億ウォン(約1000万円)以下の罰金に処されることになる。MCモンの場合、3万ドル以上を申告せず摘発された。同種の前科がなければ罰金刑となる可能性が高い」と判断した。
MCモンは賭博のために多くの現金を持ち出したとの疑惑も提起された。しかしチョン弁護士は、それを否定した。チョン弁護士は「一般的に海外で遠征賭博をする場合、現地にいる賭博ブローカーを通じてカジノ仮想口座にお金を支給してもらう。ドルを直接持ち出すケースはほとんどない。MCモンが賭博のために現金を持ち出す可能性も低い」と説明した。
MCモンは立場文を通じて、無知によるミスだと重ねて強調した。彼は「自分の失敗を避けたり、私に注がれる叱責が恐れたりして書く文章ではなく、無知から学び、より透明性のある人として生きていく。自分の過ちを認めるので、拡大解釈だけは自制してほしい」と呼びかけた。
途方もない批判に直面したMCモンの歩みに、大衆の関心が集中している。
(記事提供=OSEN)
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