歌手のMCモンが兵役忌避疑惑をめぐるデマや誤解などを釈明した。
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MCモンは2010年、故意に抜歯し、兵役免除を受けた容疑で裁判にかけられたが、無罪判決を受けている。しかし、故意に入隊時期を延期した容疑に対しては懲役6カ月、執行猶予1年、社会奉仕120時間を言い渡されていた。
3月1日、YouTubeチャンネル『1 the K』に 「MCモンが軍隊に行ってきたら?MCモン、あなたが知らなかったいくつかの事実」というタイトルの動画が掲載された。
しかし、現在この動画は非公開となっている。
MCモンは「アルバムの宣伝に来たのだけど、“本人登場”だ。12年ぶりにコメントを見る」と口火を切った。
まず、「実際の罪よりも重い罪を受けた」という書き込みに対して、「遺伝病のため歯が障がい者と同程度の水準で、10以上の歯を抜いた。歯を抜いたという情報も、正常な歯ではなかったからだ。裁判所でも診断書類を徹底的に検討し、無罪判決を下した」と明らかに。
また、兵役義務は正しいとし、「懲役に服したと思われているが、社会奉仕活動をしていた。本当に苦労すると思っていたが、おばあさんやおじいさんがすごく元気で、やることがなかった。そのため、“もっと厳しいところに送ってください”と伝え、あの夏は農家に行った」と伝えた。
「(韓国政府の)国防部は遅くなっても入隊させると言っていたが、MCモンが断った」というコメントには対しては、「これが最も荒唐無稽だ。免除を受け、無罪判決を受けた私は死んでも軍隊に入る方法がない」と嘆いていた。
続いて「軍隊に行かせると言ったのに35歳まで延ばしたため『MISS ME OR DISS ME』というアルバムを発表したと言うが、誤って伝わったデマ」と説明。また、「仕方がないレッテルだ。悔しいという言葉を口にしたくなかったため、特に何も言わなかった」とした。
「つらくて怖かった。アルバムを出すのが正しいのかと悩んだ」とし、「トラウマ症候群の数値が危険なほどの数値だったので、自ら乗り切ろうとして歩き回った。外に出たら石を投げつけられると思ったし、今日は本当に死ぬ準備をして出かけた。でも誰も口にしていなかった。『MISS ME OR DISS ME』と叫ぶと歓声をくださったし、人に治癒された」と打ち明けた。
MCモンは動画の最後に「これからはもっと道徳的に生き、どんな結果が出ても一生私は返していく」と誓っていた。
そしてMCモンは約1年4カ月ぶりとなる9thフルアルバム『FLOWER9』を3月2日18時にリリースし、歌謡界にカムバックする予定だ。
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