韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領の就任式が5月10日に控えているなか、同式でBTS(防弾少年団)が公演を開くという議論について、大多数のファンが反発している。
4月5日、パク・ジュソン大統領就任準備委員長はラジオ番組で「就任式にBTSが公演を準備中か」という質問に対し、「話し合っている」と答えた。
続けて、パク委員長は「(ユン次期大統領の)外見よりも中身に重点を置くようにという話があったため、そのような方向で就任式を準備している」と説明した。
この発言により、翌6日のツイッターのリアルタイムトレンドには「BTS公演」「大統領就任式」がといった関連ワードが並ぶほど、ネットユーザーやファンの関心が集まることとなった。
しかしながら、ARMY(BTSのファンネーム)はBTSに政治色が加わるのではないかという懸念から好意的ではない。各種SNSやオンラインコミュニティには、「BTSを政治利用するな」という書き込みが殺到している状況だ。
また、一部のネットユーザーは「就任式はお祭りでもないが、お祭りだとしても国連公演をショーと称した国民の力(ユン次期大統領が所属する政党名)が就任式の時にBTS公演を行うのは矛盾している」と手痛い指摘をしている。
実際、2021年10月に行われた国会外交統一委員会外交部国政監査の現場では、ムン・ジェイン(文在寅)大統領特使の資格でBTSがアメリカの国連総会に出席したことを巡り、「文在寅政府がBTSの人気を政治外交ショーと誤用・乱用している」と指摘していた。
先立ってアン・チョルス(安哲秀)大統領職引受委員長が2日にBTSが所属するHYBEを訪れ、パン・シヒョク議長と大衆音楽の今後などについて話し合ったとされているが、今回の件で波紋が広がっている状況だ。
なお、HYBE側も今回の件について立場を表明。6日に「会社も記事を通じて知り、まだ公式に招待を受けていない」と伝えた。
■BTSの“兵役免除”に向けた新たな動きか…次期大統領の引受委員会がHYBEを訪問して議論との報道
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