飲酒運転事故を起こし、活動自粛中のAFTERSCHOOL出身の歌手Lizzy(本名パク・スヨン)が、意味深長な投稿をしたことについて解明した。
Lizzyは3月9日、インスタグラムに「私の人生、さようなら(アンニョン)」という文章を残した。その投稿を見たファンらは「何かあったの?」「どんな意味?」「返事をしてほしい」と心配したが、彼女はインスタグラムを非公開に切り替えた。
ますます懸念の声が高まったなか、Lizzyは3月10日、9日の投稿の内容を修正した。
彼女は「新しく期待される2022年、私の人生、アンニョン(Hello)。私が言おうとした意味と、少し違って解釈されて誤解が生じたようだ。ご心配をかけて、申し訳ない。ありがとうございます」と伝えた。
韓国語の挨拶で使われる「アンニョン」は、「good bye」と「Hello」の両方の意味を持つ。Lizzyがわざわざ付け加えているように、彼女は「Hello」の意味で「アンニョン」としたが、多くの人が「good bye」の意味で受け止めたため誤解が生じたといえる。
ただ多くの人が心配したのは、Lizzyが昨年の飲酒運転事故で深く傷ついていることを知っているからに他ならない。
先立ってLizzyは2021年5月18日22時12分頃、酒に酔った状態で車を運転し、ソウル江南(カンナム)区・清潭洞(チョンダムドン)の永東(ヨンドン)大橋南端交差点付近で、前方を走っていたタクシーに追突する事故を起こした。
事故当時、Lizzyの血中アルコール濃度は免許取り消しレベル(0.08%)以上だった。幸い、タクシー運転手を含めて人命の被害はなかったが、彼女は6月4日にソウル中央地検へと不拘束で送致された。
飲酒事故の事実が明らかになった直後、所属事務所を通じて、「いかなる弁解の余地もない誤った行動であり、弊社は絶対にあってはならない物議を醸したことについて責任を痛感している。心から反省している」と謝罪の言葉を述べた。
10月28日、ソウル中央地裁刑事21単独のヤン・ソウン判事は、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致傷)などの容疑で起訴されたLizzyに、罰金1500万ウォン(約150万円)を言い渡した。
Lizzyは2010年にガールズグループAFTERSCHOOLの一員としてデビューし、ユニットORANGE CARAMELのメンバーとしても活躍。2018年からは歌手や女優として活動している。
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