BTS（防弾少年団）が3月10、12、13日にソウル蚕室（チャムシル）総合運動場メインスタジアムで開催される「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-SEOUL」のカウントダウンに突入した。
開催に先駆けて3日には、公式SNSで写真とともにコンサートに向けた1週間のカウントダウンを開始。最初にスタートを切ったJ-HOPE（ジェイホープ）に続いて、JUNG KOOK（ジョングク）、SUGA（シュガ）、JIMIN（ジミン）が練習室で撮った写真をアップし、「僕たち一緒なら許可は要らない」という『Permission to Dance』の歌詞も付け加え、コンサートに対する期待感を高めていた。
今回のコンサートは、 2019年10月の「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF’[THE FINAL]」以来、約2年半ぶりにソウルで行われる有観客コンサートということもあり、いつにも増して関心度が高い。
BTSは、コロナ禍の状況で有観客コンサートが不可能な時期にもマルチビューライブストリーミング、AR、XRなど新技術を取り入れた多様な方式のオンラインコンサートを通じてステージを披露してきたが、何よりも“地元”韓国での有観客コンサートを心から願っていただけに、今回の公演のために万全の準備を整えているという。
久しぶりにホームでファンと直接会う公演という点に焦点を合わせ、韓国での有観客公演では披露できなかった楽曲をはじめ、7人のメンバー全員が勢揃いできる楽曲を厳選し、セットリストを埋める予定だ。
BTSは今回のコンサートでも選曲はもちろん、舞台構成と演出にも積極的にアイデアを出し、「できる限りのことを見せたい」と抱負を語った。
今回の公演は、コロナ禍に始まって韓国で開かれる最大規模のコンサートで、BTSは大型LEDを活用した象徴的なステージ装置と華やかなパフォーマンスをさらに引き立たせるステージセットを用意し、観客に一味違った見どころを提供する準備を終えた。
舞台演出も、2年半ぶりの有観客公演を観客に最も効果的に伝えることに焦点が当てられている。
エネルギッシュな舞台上のメンバーの姿を、観客が高画質で見られるよう、BTSコンサート史上、最大のLEDが設置されるそうだ。
BTSはコンサート現場の熱気をよりリアルに伝え、ファンの体験をを豊かにするため、映画館でのライブビューイングとオンラインストリーミングも行う。
現地を直接訪れることができない全世界のファンのために、初日（10日）と最終日（13日）はWeverseでオンラインライブストリーミングが同時進行され、12日の公演はライブビューイングを通じて全世界に生中継される予定だ。
観客は、韓国を含む全世界60の国と地域の映画館でBTSのコンサートをリアルに楽しむことができる。
BTSはこれに先立ち、公式YouTubeチャンネルでライブビューイングの実姉を伝え、「BTSとARMY（BTSのファンネーム）が会う瞬間をより大きく、皆で観ることができる方法がある。公演への熱気で映画館が熱くなれるよう一生懸命楽しみたい」とファンの期待を高めた。
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