K-POPファンが自分たちの主張や要求を伝える方法が多様化している。特に最近は、“声明文”を発表するケースが増加傾向にある。
ここ数年間で、K-POPファンが声明文を発表する機会が着実に増えた。きっかけは2016年だろう。
掲示板サイト「DCインサイド」のJYJギャラリーで、「キム・ジェジュンとキム・ジュンスの2人だけを支持する。社会的な物議をかもしたパク・ユチョンのすべての活動やコンテンツを徹底的に排斥する」と、当時性的暴行などの容疑で告訴されたパク・ユチョンへの支持撤回が宣言された。
それを機にK-POPファンに声明文を発表する方法が広く知られるようになった。
K-POPファンが各種コミュニティに声明文を発表し、支持撤回や引退要求を行った事例は、BIGBANGのV.I、H.O.Tのムン・ヒジュン、FTISLANDのチェ・ジョンフン、CNBLUEのイ・ジョンヒョン、SUPER JUNIORのカンイン、SECHSKIESのカン・ソンフンなどがある。
ただ最近は、さらに多様な要求も出ている。
YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表に対する各種疑惑が提起されたなかで、オンラインコミュニティ「エムネットギャラリー」には5月27日、「YGボイコット宣言」というタイトルで、「この時間をもってYGエンターテインメントが制作するすべての音楽を受容したり、消費したりしない」という“ボイコット宣言”が公開された。
Jannabiのファンも6月2日午後、「DCインサイド」のインディーズバンドギャラリーに声明文を発表し、最近いくつかの議論を呼んだJannabiリーダーのチェ・ジョンフンに関連して、Jannabiの所属事務所PEPONI MUSICに公式立場を表明することを促した。
今年下半期にカムバックを控えたSUPER JUNIOR側は、9枚目のフルアルバムでメンバーのカンインとソンミンを除外すると発表したが、ファンクラブ「E.L.F」は「ソンミンとカンインの永久退出を要求する」という内容の声明文を発表している。
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とあるK-POP界関係者は、ファンが論議を呼んだ芸能人に対して声明文を発表することについて、こう話している。