『愛の不時着』女優ソン・イェジンが新ドラマで完成させる“39歳のチャ・ミジョ”とは、どんな女性だろうか。
来る2月16日に韓国JTBCで初放送され、Netflixでも配信予定の新ドラマ『39歳』(脚本ユ・ヨンア、演出キム・サンホ)で、ソン・イェジンが演じる皮膚科院長チャ・ミジョへの関心が高い。
韓国ドラマの人気を牽引してきたソン・イェジンの次期作であるだけに、『39歳』への興味が尽きないのだ。
ソン・イェジンは『39歳』について、「人生、死、愛、生きる哀歓がよく表現された台本が気に入った」と、作品に惹かれた理由を明らかにした。3人の友人の物語を通して、同年代の女性が悩み、考えるものがよく表現されており、たくさん共感したとのことだ。
ソン・イェジンは、39歳で院長になったチャ・ミジョというキャラクターに初めて会ったときについて、「私よりも理性的で、少し冷たい印象かもしれないと思いながら接近した」と振り返った。続いて「でもキャラクターをキャラクターとしてだけ表現することに限界を感じることになり、“自分がチャ・ミジョだ”と考えながら撮影に取り組むことになった」とし、キャラクターを表現するために多くの研究と工夫が続いたことを推測させた。
現在感じているチャ・ミジョという人物は、ただ様々な面を持つ普通の人だというソン・イェジンは、「ひとつだけ言及することができないほど、セリフとシーンのすべてが良かった」と話し、作品とキャラクターに向けた深い愛情を感じることができた。
39歳で成し遂げた社会的な成功と、人生の半分を一緒に過ごしてきた親友たち、そして新たに訪れた恋愛まで、チャ・ミジョという人物をどのように描くのか。ソン・イェジンは「特別に準備したことはないが、いつもそうだったように、ドラマと感情に合う音楽を見つけてプレイリストに保存し、音楽を聴きながら感情をつかんでいった」と、作品を準備する彼女だけの方法を明かした。
キャリアウーマンとしての洗練美と、気位の高さを持つチャ・ミジョのビジュアルも注目ポイントだろう。「基本的な女性らしさを失わないように、シックさと可愛さを追加した」というスタイリングについて触れ、一味違ったイメージで近づくソン・イェジンの“ビジュアル変身”も期待される。
ソン・イェジンは最後に、『39歳』を待っている視聴者たちに「良い台本と良いスタッフ、良い俳優が共にしたので、期待を裏切らないと確信している」と自信を示した。また「後悔しないので、多くの期待をお願いする」と付け加えた。
『39歳』の制作陣は、「ソン・イェジンの真価が『39歳』を通じて、もう一度証明されると自負している。チャ・ミジョそのものになったソン・イェジンの演技を期待してほしい」と要請した。
JTBCの新ドラマ『39歳』は、来る2月16日22時30分に初放送される。同日、Netflixでも配信予定だ。
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にはヒョンビンとの交際を認めた。
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