韓国KBSの大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』(原題)の制作側が、動物虐待疑惑について謝罪した。
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『太宗イ・バンウォン』側は1月20日に発表した謝罪文で「落馬シーンは非常に難しい撮影だ。馬の安全はもちろん、馬に乗った俳優の安全と、それを撮影するスタッフの安全まで考慮しなければならない。そのため、制作陣は数日前から万が一の事故に備えて準備し、確認を行ってきた」と切り出し、「こうした努力にもかかわらず、撮影当時、俳優が馬から遠くに落下し、馬の上半身が地面に強くぶつかる事故が発生した」と説明した。
そして「事故の直後、馬が自ら起き上がって外見上は負傷がないことを確認してから帰宅させたが、最近、馬の状態を心配する視聴者の懸念が高まり、再度確認を行ったところ、撮影から約1週間後に死亡したという事実を確認した」と明かした。
『太宗イ・バンウォン』側は「残念なことが発生したことに対して、深い責任感を持たざるを得ない。事故を防止できず、不幸が起きたことについて重ねてお詫び申し上げる」とし、「今回の事故を通じて落馬シーンの撮影方法に問題があることを認識した。このような事故が二度と再発しないよう、違う撮影方法を模索する」と説明した。
『太宗イ・バンウォン』は、高麗(コリョ/こうらい)という古い秩序を崩壊させて新たな秩序を作り上げていた朝鮮の建国初期を舞台とし、最も建国をリードしたイ・バンウォン(李芳遠/のちに第3代国王)の新たな姿に迫る時代劇。
KBSが2016年放送の『チャン・ヨンシル』以来5年ぶりに制作する大河ドラマという話題性に加え、チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・チニ、イェ・ジウォンらの熱演が好評を受けている。韓国KBSにて毎週土・日曜午後9時40分に放送中。
(記事提供=OSEN)
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