歴史歪曲という疑惑を払拭するために、特別編成で放送された韓国ドラマ『スノードロップ』(JTBC)だったが、視聴率は1~2%台に終わった。
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12月27日、ニールセンコリアによると、前日に放送された『スノードロップ』第5話は、全国有料世帯基準で視聴率2.7%だった。自己最低視聴率である第4話(1.7%)よりは上回ったが、第3話(1.9%)に続き、期待されたほどの数字を残すことはできなかった。
JTBCは本来、金曜と土曜に放送される『スノードロップ』の第3~5話を、12月24日(金)、25日(土)、26日(日)に編成した。その理由は、歴史歪曲という批判を払拭するためだった。
先立ってJTBC側は12月23日、「『スノードロップ』をめぐる論争が続いている。放送ドラマの特性上、一度にすべての内容を公開することができないため、序盤の展開から誤解が始まったようだ。これに対してJTBCは視聴者の懸念を払拭するため、放送を予定より繰り上げて特別編成にすることにした」と伝えた。
「Disney+(ディズニープラス)」で配信中の『スノードロップ』は、1987年のソウルを背景に、女子寮に血まみれで飛び込んできた名門大の大学院生スホと、危機のなかで彼を密かに治療する女子大生ヨンロの愛の物語を描いた作品。大ヒットドラマ『SKYキャッスル』の脚本家ユ・ヒョンミとチョ・ヒョンタク監督の再タッグ、俳優チョン・ヘインとBLACKPINKのジスの共演で注目されたが、それ以上に民主化運動を歪曲したという批判に直面しながら難航を経験している。
『スノードロップ』は第1話、第2話の放送後、放送中止を求める国民請願がたった2日間で30万人の賛同を集めるなど、非難の声が集中した。
歴史歪曲の問題だけでなく、視聴率も取れないことが明らかになっただけに、ますます厳しい立場に追い込まれそうだ。
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