彼は「理由を問わず、法を破った私の行為は、いかなる言葉でも正当になることができないということを、私自身とても切実に感じており、非難を受けて当然だ」とし、「私のせいで胸に深い傷を抱かせてしまい、本当に申し訳ない。私が皆さんに与えることができた、皆さんが私に与えることができた愛と思い出が、自分の間違った行動で汚れたようで、とても後悔し、自分自身を恥ずかしく思う」と話した。
続いて「今回の裁判の結果がどういう意味なのかをよく知っている。自分が社会に害を及ぼしただけに、信じてくれる人々に失望を抱かせただけに、今後正しく生きていき、二度と誰かを傷つけることがないように努力することをこの文章を書いて固く約束する」と強調した。
チョン・イルフンは2020年12月、2016年7月から2019年1月まで161回にわたって約1億3000万ウォン(約1300万円)の大麻を買収して使用した疑いで摘発された。犯罪の事実が知られるとチョン・イルフンはBTOBから脱退し、麻薬類管理に関する法律違反(大麻)の容疑で裁判を受けた。
1審で懲役2年、追徴金1億3300万ウォンを宣告され、拘束収監中だったチョン・イルフンは、12月16日にソウル高等裁判所13刑事部(部長判事チェ・スファン)で行われた上訴審で懲役2年、執行猶予3年、40時間の薬物治療プログラムの受講と追徴金1億2663万ウォンを宣告され、釈放された。
チョン・イルフンは2012年にBTOBのメンバーとしてデビュー。BTOBの『MOVIE』『The Feeling』など多数の曲の作詞・作曲に参加したほか、ソロアルバム『Big wave』の全曲を自ら手がけるなど、シンガーソングライターの実力をアピールしていた。麻薬によって、そのキャリアに自ら泥を塗る格好となった。
チョン・イルフンの謝罪文全文は、以下の通り。
◇
こんにちはチョン・イルフンです。
ここ数年間、捜査と裁判期間、そして収監された間、痛切な反省をして自分の人生を振り返ることができました。この間、私を愛してくれた方々に、あまりにも遅い謝罪の言葉を差し上げることがとても申し訳ないですが、本当にたくさん遅れましたが、私の心を込めて文章を書きます。
理由を問わず、法を破った私の行為は、いかなる言葉でも正当になることができないということを、私自身とても切実に感じており、非難を受けて当然だと思います。私のせいで胸に深い傷を抱かせてしまい、本当に申し訳ありません。
私が皆さんに与えることができた、皆さんが私に与えることができた愛と思い出が、自分の間違った行動で汚れたようで、とても後悔し、自分自身を恥ずかしく思います。
今回の裁判の結果がどういう意味なのかをよく知っています。自分が社会に害を及ぼしただけに、信じてくれる人々に失望を抱かせただけに、今後正しく生きていき、二度と誰かを傷つけることがないように努力することをこの文章を書いて固く約束します。
私は自分の過ちによって大切な人々をたくさん去っていったことで、どうやって生きていけばいいのか、自分の人生の態度がどう変わるべきなのか、とても遅く、とても切実に気づきました。
どんな状況でも正しい選択ができるように自分自身と周りを大事にし、また同じような過ちを犯さないように注意を払うことを、この文章を通じてもう一度誓います。
長時間、私の立場を待ってくれた方々に心から感謝の挨拶をお伝えします。私が傷つけたすべての方々に、これ以上の傷を与えないように、より良い人間になれるよう最善を尽くして生きていきます。
もう一度、申し訳ありません。
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