「僕たちが笑える日が来るはずだ」
涙の家族愛のように見えたが、麻薬に染まった兄弟愛だったのか。兄パク・ユチョンに続き、弟パク・ユファンまで麻薬関連の疑惑でファンを失望させた。
【注目】ユチョンの元恋人、“執行猶予期間中”の麻薬で懲役2年
京畿南部警察庁・麻薬犯罪捜査係の関係者は去る11月3日、『OSEN』に「パク・ユファンが麻薬容疑で不拘束立件された」とし、「まだ調査前であるため容疑を認めるかどうかはわからない。現在、弁護士と召喚日程を調整中」と明らかにした。
報じられたところによると、パク・ユファンは2020年12月、パク・ユチョンのコンサートのためにタイを訪問した。その際、タイのとある飲食店で韓国人一行とともに大麻を使用した容疑を受けている。だが召喚調査前であり、具体的な容疑は知られていない。
それでも兄に続き、弟まで麻薬関連のイシューに巻き起こしたという点は残念だ。パク・ユチョンは2019年、芸能人生命をかけて無実を主張したが、それは嘘であり、ついには麻薬類管理法違反の容疑で懲役10カ月、執行猶予2年、保護観察と麻薬治療、追徴金140万ウォン(約14万円)を宣告された。
執行猶予となってパク・ユチョンが解放されると、最も喜んだのが弟パク・ユファンだった。拘置所を出た現場でもファンと共にパク・ユチョンを待ち、明るい笑顔を見せた彼だ。翌日にはファンに「今日は放送をせずに兄と時間を過ごす。申し訳ないし、ありがたい」と伝え、兄に対する変わらない愛情を示した。
パク・ユファンの兄への愛は有名だった。彼はパク・ユチョンの薬物陽性反応の結果が世間に知られた翌日、「僕は泣かない。僕のお母さんも大丈夫だし、僕も大丈夫だ。僕たちの家族は大丈夫。心配してくれてありがとう。僕たちが笑顔で大きく笑える日が来るはずだ。約束する」と心境を明かし、兄をかばった。
しかし兄に対する愛情は、いびつなものだったのかもしれない。どんなに兄が好きであっても、見習ってはならないこともある。まだパク・ユファンの犯罪の有無が明らかになっていないが、麻薬の疑惑で芸能人生命が危うくなった兄を近くで見てきたにもかかわらず、同じ問題に巻き込まれたというだけでも残念だ。
しかも自分に対する非難があふれた11月3日、パク・ユファンはツイッターに「皆さん、今週はライブ放送ができないと思います。あまり心配しないでください」という内容の英語メッセージを残した。無罪の自信を見せたのか、何も気づいていないのか、簡単には理解しがたい言動だ。
強い絆を持つ兄弟愛で応援されたパク・ユチョン&パク・ユファン兄弟は、麻薬に染まった犯罪者家族に転落してしまうのか。警察の召喚調査でどんな解明をするのか、また無罪を立証できるのか、パク・ユファンに関心が集中している。
(記事提供=OSEN)
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