俳優クォン・ヒョンビンが、時代劇『袖先赤いクットン』(原題)で注目を集めたことについて感想を述べた。
Wanna Oneを生み出した2017年のMnetオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2に出演したクォン・ヒョンビンは、楽曲『夕立ち』のステージで視聴者に感動を与えて一躍人気を博した。
その後グループJBJに所属し、歌手として活躍した彼は、12月18日に放送されたMBC時代劇『袖先赤いクットン』の第12話でチョン・ベクイクを演じ、養母を守るために死を選ぶ姿で話題を集めた。
クォン・ヒョンビンは、決然とした目つきと泣きの演技で視聴者の目線を釘付けに。デビュー後初出演となる時代劇で、イ・サン(演者ジュノ)の王位継承を妨害するチョン・ベクイクを完璧に演じ、劇中に緊張感を吹き込んだ。
JBJの解散後、地道に俳優として活動し、着々と経験を積み重ねてきたクォン・ヒョンビンは、本作でより深まった感性と演技力を武器に、再び注目を集めている。
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—『赤い袖先』に出演した感想。
普段から尊敬している先輩たちと一緒に作品を作りながら、演技を実際に見ることができて幸せだった。俳優として多くのことを感じて成長することができた。
—デビュー後初の時代劇だったが、感想は?
初めて挑戦する時代劇だったので、本当に上手にこなしたいと思った。チョン・ベクイクという人物が感じる感情と時代背景に焦点を合わせようと努力した。
—初の時代劇だったが、どのような役作りしたのか?
最初にドラマの歴史的背景を完璧に理解するために、原作の小説を読んで、学生時代に戻ったように勉強した。時代劇で使う用語も、不自然にならないように覚えて、普段から良く使った。
—クォン・ヒョンビンが考えるチョン・ベクイクという人物は?
野望がはっきりしている人だ。幼い頃から実母がいなかったので、貧困という劣等感を感じており、普段から本音を隠す人物。なによりも自分を王の外孫にしてくれた養母への愛と忠誠心が原動力となり、養母のためならなんでもできる人だ。
—ほかの俳優との共演について。
監督や、先輩が僕に気を遣ってくださったおかげで、撮影するたびにキャラクターの質を高められた。皆さん、僕が役に集中できるように助けてくれた。ありがとうございました。
—撮影で一番記憶に残っている瞬間は?
養母との別れのシーン。悲しみに陥った感情を表現したが、見ていた監督も一緒に涙してくれたそうだ。僕の演技で、悲しむ姿を見て皆で笑いあった瞬間が一番記憶に残っている。
—『赤い袖先』の視聴者に一言。
『赤い袖先』を愛してくださり、僕が演じるチョン・ベクイクにもたくさんの関心を寄せてくださり、ありがとうございます。これからも、与えられた事に全力を尽くす俳優になります。
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