“投票数操作疑惑”の韓国Mnetオーディション番組『アイドル学校』、検察が制作陣に再び実刑求刑

2021年12月10日 話題

2017年に放送されたMnetオーディション番組『アイドル学校』で、視聴者からの投票を操作した容疑で起訴された制作陣に対し、検察が2審でも実刑を求刑した。

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12月10日、ソウル中央地裁刑事控訴8-1部(キム・イェヨン、チャン・ソンハク、チャン・ユンソン部長判事)の審理で開かれた控訴審結審公判で、検札はキムCP(チーフプロデューサー)の控訴を棄却し、ともに起訴されたMnet前事業部長のキム氏に懲役1年を言い渡すよう要請した。

キムCPは『アイドル学校』が放送された2017年7~9月当時、視聴者による有料投票を捏造したとして起訴された。当時、キムCPの上司であり制作局長(本部長代行)だったキム氏も、投票操作に一部共謀した疑いでともに起訴された。

これに先立ち、今年4月に行われた1審の結審公判で、検察はキムCPに1年6カ月、キム氏に懲役1年をそれぞれ言い渡すよう要請していた。

当時の判決公判で、1審裁判部はキムCPの容疑を有罪と認め懲役1年を言い渡し、法的拘束した。ただ、キム氏に対しては共犯ではなく、ほう助犯に過ぎないと見て、罰金1000万ウォン(日本円=約100万円)を言い渡した。

(写真=Mnet)『アイドル学校』ポスター

この日、裁判に出席したキムCPは最終陳述で「責任者として約束を守ることができず、莫大な重圧感と圧迫感でしてはいけない選択をした」とし、「この場を借りて出演者と視聴者に心からお詫びしたい」と心境を明らかにした。

キムCPの弁護人は、「被害回復のために最善を尽くし、幸い一部の被害者が処分不服書と合意書を提出した」とし、裁判所に善処を要請した。

被告らに対する宣告公判は、来年1月14日に行われる予定だ。

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