12月3日に日本公開を迎えた韓国の軍事エンターテインメント大作『スティール・レイン』。
本作は、南北に分断されたまま長く冷戦状態が続く朝鮮半島を舞台に、韓国・北朝鮮・アメリカの3カ国の首脳たちが一人の北朝鮮高官の陰謀に巻き込まれたことから、歴史を揺るがす恐ろしい危機に直面するスリリングな骨太作品だ。
【関連】日本のマンガ原作作品も!スリル満点の潜水艦映画特集!
今回解禁されたメイキング&インタビュー映像では、ヤン・ウソク監督が「原子力潜水艦に3首脳が閉じ込められたらどうなるか。観客に問いたいのです」と企画の始まりを語っている。
韓国大統領役のチョン・ウソン、北朝鮮高官役のクァク・ドウォン、北朝鮮委員長役のユ・ヨンソクの3人もインタビューに答え、それぞれの役柄への思いを明かした。
軍事クーデターを起こし、3首脳を原子力潜水艦に監禁する北朝鮮高官役を演じたクァク・ドウォンの役柄について監督は「”悪役とは思わないでほしい”本人には確固たる信念があり、それを追求しようとするのです」とその複雑な役柄を分析。
世界平和を願う韓国大統領役を演じたチョン・ウソンは「気軽にご覧いただき問題意識をもっていただけたら、この映画を作った意味が深くなる」と作品をアピールした。
メイキング映像では撮影中の真剣なキャスト・スタッフの様子と、「とても楽しい現場でした」というコメントの通り、親しげな雰囲気でアンガス・マクファーデンの肩に手を置くチョン・ウソンの姿や、撮影の合間に笑顔で雑談を交わす3 首脳役の姿など、オフショットでのリラックスした様子を見ることができる。
■ソン・ガンホ×イ・ビョンホンは観るしかない!映画『非常宣言』が2022年に韓国公開
前へ
次へ