第57回百想(ペクサン)芸術大賞で大賞を受賞し、先日発表された第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』から、本編映像の一部が解禁となった。
本作は、『王の運命-歴史を変えた八日間-』のイ・ジュニク監督が贈るモノクロームで描かれる美しき絆の物語だ。
今回解禁となった本編映像では、漁夫の昌大(チャンデ、演者ピョン・ヨハン)が、療養している丁若銓(チョン・ヤクチョン、演者ソル・ギョング)を見舞い、大きなタコを採ってきて、若銓がそのタコを食べるシーンだ。
若銓が「採れたてのタコはこんな味なのか」とその美味しさに驚くように、モノクロでも美味しそうに見えるシーンとなっている。本作では随所に多くの魚や魚介料理が登場し、ピョン・ヨハンの漁夫の演技とともに注目ポイントの1つだ。
また同時に解禁となったのは、“魚譜画家”として活躍する長嶋祐成(1983年大阪生まれ。定期的な個展のほか、水族館・博物館の館内イラストや書籍の挿画等を手がけている)氏が描く魚のイラスト入り特別版ポスターだ。
長嶋氏は本作の主人公のように現在、石垣島に住みながら活動しており、本作とマッチした本ポスターが制作され、公開する劇場で掲出されることになった(一部劇場を除く)。
その生き生きとして、今にも動き出しそうな魚のイラストは、全て本作に登場する魚が描かれている。さらに、同じ魚のイラストが入った特別ステッカーも制作され、数量限定で公開初日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にてプレゼントされる予定だ。
『茲山魚譜-チャサンオボ-』は、11月19日よりシネマート新宿ほかで全国順次ロードショーだ。
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