K-POP第4世代を代表するガールズグループとなったaespa(エスパ)が、さらなる飛躍を目指す。
10月5日、aespaはデビューから11カ月で初のミニアルバム『Savage』を発売する。
同日、オンライン生中継で行われた記者懇談会で、日本人メンバーのジゼルは「初のミニアルバムを発売することになって、ときめくし、緊張する。『Savage』でさらにアップグレードされたaespaを見せたい」と覚悟を固めた。ウィンターは「今回のアルバムも一生懸命準備した」、カリナは「初のミニアルバムであるだけに、より多様な姿をお見せしたい」、ニンニンも「一生懸命するので、優しく見てほしい」と感想を述べた。
『Savage』はaespaが初めて披露するフィジカルアルバムだ。予約注文だけで40万枚を達成し、快調なスタートを切ったaespa。カリナは「アルバムを初めて発売するので、これほど反応が熱いとは思わなかった。とても感謝している」と話した。
タイトル曲『Savage』は、強烈なアタック感のドラム、ベースを中心としたトラップジャンルの曲。個性的なラップとパワフルなアドリブはもちろん、中毒性のあるフックと掛け声が印象的だ。
ウィンターは「荒野に行って、ついにブラックマンバと会うことになる。私たちの世界観、ストーリーを込めた曲なので、たくさん期待してほしい」と紹介した。また『Next Level』に続く中毒性の高いリフレーンを予告し、カリナは「イ・スマン先生がサビの掛け声の部分をディレクティングしてくれた」と明かし、期待を高めた。
今回のアルバムには、同名のタイトル曲『Savage』をはじめ、様々なジャンルの全6曲が収録された。『Savage』には、世界観のストーリーを盛り込んだ『ænergy』、パワフルなダンス曲『I'll Make You Cry』、ポジティブなメッセージを盛り込んだ『YEPPI YEPPI』、ピョンピョンはねるダンス曲『ICONIC』が収録され、aespaの多彩なカラーを感じることができる。
アバターと共にする新しい世界観から“メタバースガールズグループ”と呼ばれ、昨年K-POP界に足を踏み入れたaespaは、デビュー曲『Black Mamba』とシングル『Next Level』でミュージックビデオYouTube再生回数1億回を達成し、国内外の音楽チャート1位、そしてロングランを続けて人気ガールズグループに成長した。
特に前作のシングル『Next Level』は、公開直後に韓国の音楽チャート1位をさらい、米ビルボードなどのグローバルチャートでも良い成績を収めた。
それについてウィンターは、「デビューして間もない新人にもかかわらず、こんなに大きな関心をもらって、戸惑いながらも幸せだった」とし、「アバターと共にするメタバースの世界観が初めてだったので、好奇心を集めて関心を持ってくれたようだ。プレッシャーというよりも、もっと頑張って成長する姿をお見せしたい」と覚悟を明らかにした。
『Savage』の活動で得たいと思う修飾語に対して、ジゼルは「『Savage』でいよいよブラックマンバと本格的に戦うことになる。だからパフォーマンス的に、より余裕がある姿をお見せしたい。さらに“Next Level”に上がったという印象の修飾語を得たいと思う」と語った。ウィンターは「荒野の娘aespaになれたら」とし、「“やっぱりaespa”という反応を得られるように頑張る」と付け加えた。
『Next Level』で見事な成果を残し、グローバルな人気も感じさせただけに、彼女たちの初のミニアルバムでの飛躍に注目が集まる。
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