BTSやNCT127がビルボード席巻、もはやワールドポップスのK-POPボーイズグループたち

2021年10月03日 K-POP #BTS

K-POPスターらが、米ビルボードチャートに名を載せ始めたのは昨今のことではないが、その中でもBTS(防弾少年団)やNCT127のグローバルパワーが、これまでにない注目を集めている。

【写真】BTS7人の“すっぴんオフショット”

5月にリリースされたBTSの『Butter』は、米ビルボードチャートで以前存在感を発揮している。ビルボードが9月28日(アメリカ時間)に発表した最新チャート(10月2日付)によると、『Butter』はメインシングルチャート「ホット100」で24位にランクイン。リリースから18週間にわたって、上位圏を守りながらロングランヒットしている。

6月5日付のチャートで初登場1位を獲得して以降、7週連続で首位を堅持した『Butter』」は、通算10回の1位を獲得し、“2021年ホット100最多1位獲得曲”を記録。ほかにも「デジタルソングセールス」チャートでは通算17回目の1位を獲得し、世界中のファンからの強力な支持を証明している。

BTS

また世界200以上の国と地域のストリーミングと販売量を集計する「ビルボードグローバル200」では19位、アメリカを除く「ビルボードグローバル」では13位を記録した。

BTSは今後、10月24日にオンラインコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE』を行い、11月27、28日、12月1、2日には米ロサンザルスで2年ぶりの有観客コンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』を開催する予定だ。

“ダブルミリオン”達成のNCT127も根強い人気

そしてNCT127も3rdフルアルバム『Sticker』でビルボードを席巻。メインチャートの「ビルボード200」で3位を獲得し、2021年K-POPポップアルバム最高順位を記録した。

「ビルボード200」はシングルを対象とする「ホット100」とともに、ビルボードの2大メインチャートに挙げられており、大衆性よりもファンの多さなどが影響を与える。ほかにもアーティストの影響力と人気を確認できる、もう1つのメインチャート「アーティスト100」でも3位に入り、強力なグローバルパワーを改めて立証してみせた。

(写真=SMエンターテインメント)NCT127

今回のアルバムは1週間のアメリカ国内アルバム販売量を集計した「トップアルバムセールス」1位をはじめ、「トップカレントアルバムセールス」「インディペンデントアルバム」「ワールドアルバム」といった4チャートで1位を記録しており、アメリカ現地におけるNCT127ファンの熱い関心を確認させた。

NCT127は『Sticker』の発売からわずか1週間で販売枚数が215万枚を超え、“ダブルミリオンセラー”を達成した。韓国内のみならず、海外チャートでも注目すべき成績を収めているだけに、残りの音楽番組での活動を通じて、より目覚しい活躍を続ける見通しだ。

とある韓国の音楽関係者は「ビルボードチャートでK-POPアーティストの名前を見ることが多くなった。BTSを筆頭に第3世代、第4世代のアイドルたちが北米市場で地位を固め、ファンダムを基盤に底辺を広げている。アメリカだけでなく、世界各国のポップミュージックの流れを知らせるグローバルチャートで頭角を現し、曲を公開する度に記録を更新するK-POPアーティストたちの底力が発揮されている」と評価した。

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