9月14日、新ドラマ『ユミの細胞たち』のオンライン制作発表会が行われ、主演のキム・ゴウン、アン・ボヒョンとイ・サンヨプ監督が出席した。
同作は、30代の平凡な社会人・ユミ(演者キム・ゴウン)の恋愛と日常を、脳内の細胞たちの視点で描く“細胞刺激”ロマンスドラマ。
キム・ゴウン、アン・ボヒョンの原作そっくりなビジュアルもさることながら、韓国ドラマ史上初の実写とアニメーションを混在させたフォーマットで制作されることで早くも期待を集めている。
この日、イ・サンヨプ監督は「キム・ゴウンとアン・ボヒョンが阿吽の呼吸で息ぴったり。撮影の時は僕が笑ったせいでNGがたくさん出た」と切り出した。
大人気ウェブ漫画のドラマ化に臨むことについては「俳優たちのファッションにこだわった。原作のTシャツも制作したほど。俳優たちに原作を読んで表情を練習してほしいとお願いした。俳優たちの漫画的な表情が説得力あって面白かった。アニメーションの作業は初めてだが、難しくて大変。とにかく細胞たちが可愛くなければいけない」と説明した。
アン・ボヒョンは、ユミ役のキム・ゴウンについて「初めて会った時はユミじゃなかった。まだ準備前だった。なのに撮影現場で会った時は漫画から飛び出してきたのかと思った」と紹介。
自分と原作とのシンクロ率も「99%」と自信を表し、「撮影現場での写真がネットで話題だったが、監督が特に喜んだ。原作ファンの方々にも納得してもらうため、すごく頑張った。実際にグウンと似てるところも多い。繊細でよく拗ねたりする。今回、グウンを演じるにあたって自分をだいぶさらけ出した」と情熱を示した。
「ユミは恋に対してベストを尽くす子だ」というキム・ゴウンは、「ささやかなエピソードのいろんな部分に共感した」と紹介。
そして「演技をしながら事実に近い表現をしたいと思った。たまに細胞化されることもあるが、それ以外はリアルに近づけたいと監督に伝えた。細胞たちの感情を自分が表現すべきかとか、すべての思いを顔に出さないので自分の表情はどうすべきかなど、監督と本当にたくさん相談した」と打ち明けた。
最後にキム・ゴウンは「個人的にも撮影をしながら慰められ、すごく共感できた。ご覧になられる方々もそう感じてほしい」と呼びかけた。
『ユミの細胞たち』シーズン1(全14話)は、韓国tvNにて来る9月17日22時50分から放送開始。
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