MARVEL作品でアイアンマンとして活躍してきたハリウッド俳優ロバート・ダウニー・Jrが、“復讐映画の巨匠”とも称されるパク・チャヌク監督が演出する米国ドラマへの主演が決定した。
7月15日(現地時間)に米メディア「Deadline」が報じた情報によると、ロバート・ダウニー・Jrはパク・チャヌク監督が演出するアメリカのドラマ『シンパサイザー』(原題)に出演するという。本作でロバート・ダウニー・Jrは悪役を演じる予定だ。
『シンパサイザー』は、ベトナム出身の作家ヴィエト・タン・ウェンの同名小説を原作とした作品だ。これまで『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』の“復讐3部作”や、日本でもヒットした『お嬢さん』などを手がけてきたパク・チャヌク監督は、2019年10月から作者と交流しながらドラマ化の準備をしてきた。
ベトナム戦争以降、アメリカに定住した移民者で二重スパイの物語を描いた原作小説は、2016年にピューリッツァー賞とエドガー賞を同時に受賞するなど、方々で評価されてきた作品だ。
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