BTSの“生みの親”で知られるパン・シヒョクが「HYBE」の代表取締役を退任する。
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HYBE側は7月1日、公式報道資料を通じてグローバル経営の加速化に向けて攻撃的なリーダーシップの整備に踏み切ると明かした。
今年2月にユニバーサル ミュージックグループと合作法人(JV)の立ち上げ計画を発表し、4月にはITHACA(イタカ)ホールディングスの合流を発表したことに続き、最高経営責任者の全方位配置によってグローバル化を本格化させることが今回の組織整備の目的だ。
よってパン・シヒョクは代表取締役を降り、理事会の議長職に専念しながら中核事業の意思決定に参加する。また、専門分野である音楽プロデューサーとしての役割も忠実に続けていく予定だ。
新しい代表取締役にはパク・ジウォン元HQ CEOが就任する。
パク・ジウォンはHYBEに合流した昨年5月から会社の早い成長速度に合わせて組織全般のシステムを確立することに集中してきた。今後はHYBEの経営戦略と運営全般を総括する。
また、アメリカの本社である「HYBE America」は、ユン・ソクジュンCEOとスクーター・ブラウンCEOのそれぞれの体制で運営される。
特にユン・ソクジュンCEOは、新しい形のK-POPビジネスモデルを開拓し、HYBEの前身であるBig Hitエンターテインメントを現在の位置に押し上げた主役だ。
このような経験をもとにアメリカ市場にK-POPビジネスモデルを本格的に移植する挑戦に取り組む。制作から新人養成、マーケティングまで、自ら仕切っていく。ユニバーサル ミュージック グループとの合弁法人(JV)を設立して準備中のグローバルオーディションプロジェクトが、その滑り出しになる予定だ。
HYBEの日本法人も統合や分離を経て、地域の本社構造を整えた。
HYBE SOLUTIONS JAPAN、HYBE T&D JAPANなど、個別に存在していた法人を統合して「HYBE Japan」を設立。新CEOにはHYBE SOLUTIONS JAPANの代表だったハン・ヒョンロクが就任した。
HYBE Japanは、HYBE LABELS JAPANがまもなくデビューする初の新人ボーイズグループと共に、レーベル・ソリューション・プラットフォームにつながるHYBEの事業構造を日本市場に合わせて強化していく計画だ。
HYBEは今回のリーダーシップ再整備について「グローバル企業に跳躍するという中・長期事業戦略の実現に向け、リーダーシップから全面的なシステム変化に率先しなければならないという強い意志が投影された結果」とし、「韓・米・日の拠点地域で産業の主導権を攻撃的に導くという目標の下、各リーダーの専門性に合わせて権限と責任の範囲を再編した」と説明した。
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