JYJ出身の歌手パク・ユチョンが、自分を性的暴行容疑で告訴したAさんに5600万ウォン(約560万円)を賠償した。
2月3日、パク・ユチョンの関連事件を担当したイ・ウンイ法律事務所側は、本紙『スポーツソウル』に「パク・ユチョンは昨年12月末と今年1月にかけて、賠償額と12%の遅延利息を合わせて計5600万ウォンを返済した」と明らかにした。
先立って2016年、Aさんはソウル江南(カンナム)のカラオケや自宅のトイレで、パク・ユチョンに性的暴行を受けたと主張して裁判を起こした。パク・ユチョンは当時、“嫌疑なし”の処分を受けたが、Aさんを誣告と出版物による名誉毀損の疑いで告訴して対抗した。
Aさんは最高裁で無罪判決を受け、2018年12月にはパク・ユチョンを相手に1億ウォン(約1000万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。
2019年、裁判所はパク・ユチョンに5000万ウォン(約500万円)を支払うようにという強制調停の決定を下したが、パク・ユチョンはお金がないという理由で支払いを引き延ばしていた。
結局、Aさんは2019年10月、パク・ユチョンに債務を返済しなければ刑事告訴するという内容が盛り込まれた内容証明を送ることに。パク・ユチョンは今年1月、支給額と遅延利息を加えた計5600万ウォンをAさんに返済した。
長きにわたったパク・ユチョンの性的暴行疑惑を発端とした裁判沙汰も、これで最終的な決着がついたと見られる。
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