俳優クァク・ドウォンが、飲酒運転事故から3年を経て、自ら口を開き謝罪した。
クァク・ドウォンは12月19日午前、「この文章を書くまでに長い時間がかかりました。恐れもあり、恥ずかしさも大きく、自分の過ちを前にして、どんな言葉も簡単には口にできませんでした。まず、私の過ちによって傷つき、失望されたすべての方々に、改めて心からお詫び申し上げます」とコメントを発表した。
続けて、「私は2022年に、飲酒運転という重大な過ちを犯しました。そのことで傷つき、失望されたすべての方々に、心よりお詫び申し上げます」と述べ、「その出来事以降、自分自身を振り返り、人前に立つ資格があるのかを何度も自問する時間を過ごしてきました。静まり返った時間の中で、演技以前に、一人の人間としてどのような姿勢で生きるべきかを深く考えました。これまで当たり前だと思って生きてきたすべてのことが、決して当たり前ではなかったのだと、今になって気づきました」と反省の思いを明かした。
さらに、「その間に公開された作品や、最近放送が始まったドラマを見ながら、多くのことを考えました。もっと早い段階で自分の過ちについて謝罪できなかったこと、立場を伝える時期を逃してしまったことについても、心から申し訳なく思っています」とし、「今後の活動に先立ち、これまでお見せできなかった責任ある姿を、一つひとつ行動で証明していきたいと思います。早く許しを求めるつもりはありません。言葉ではなく、生き方で証明します」と誓った。
最後に、「失望させてしまったすべての方々に、改めて心よりお詫び申し上げます。この文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました」と締めくくった。
このクァク・ドウォンの“3年越し”の謝罪のタイミングを疑問視する声も上がっている。これについて、関係者は「突然の謝罪文に驚いた方もいるかもしれないが、最近新たな事件や事故があって立場表明を行ったわけではない」としたうえで、「以前から大衆に謝罪したいという気持ちはあったものの、インスタグラムやフェイスブックなどの個人SNSを利用していなかったため、思いを伝える手段がまったくなかったと話していた」と説明した。
なお、クァク・ドウォンは2022年9月、済州市内を約11kmにわたって酒気帯び状態で運転し、信号待ちの際に車内で眠っていたところを発見され、摘発された。特に、当時の血中アルコール濃度は0.158%で、免許取消基準値(0.08%)のおよそ2倍に達していたことが明らかになった。
その後、2023年4月、済州地方検察庁は、道路交通法違反の容疑で送致されたクァク・ドウォンに対し、罰金1000万ウォン(約100万円)の略式起訴を行った。
クァク・ドウォンのコメント全文は以下の通り。
◇
こんにちは、クァク・ドウォンです。
この文章を書くまでに長い時間がかかりました。
恐れもあり、恥ずかしさも大きく、自分の過ちを前にして、どんな言葉も簡単には口にできませんでした。
まず、私の過ちによって傷つき、失望されたすべての方々に、改めて心からお詫び申し上げます。
私は2022年に、飲酒運転という重大な過ちを犯しました。そのことで傷つき、失望されたすべての方々に、心よりお詫び申し上げます。
その出来事以降、自分自身を振り返り、人前に立つ資格があるのかを何度も自問する時間を過ごしてきました。静まり返った時間の中で、演技以前に、一人の人間としてどのような姿勢で生きるべきかを深く考えました。これまで当たり前だと思って生きてきたすべてのことが、決して当たり前ではなかったのだと、今になって気づきました。
その間に公開された作品や、最近放送が始まったドラマを見ながら、多くのことを考えました。もっと早い段階で自分の過ちについて謝罪できなかったこと、立場を伝える時期を逃してしまったことについても、心から申し訳なく思っています。
今後の活動に先立ち、これまでお見せできなかった責任ある姿を、一つひとつ行動で証明していきたいと思います。早く許しを求めるつもりはありません。
言葉ではなく、生き方で証明します。
失望させてしまったすべての方々に、改めて心よりお詫び申し上げます。
この文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
(記事提供=OSEN)
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