ユ・アイン、復帰第一作目は『破墓/パミョ』監督の“ヴァンパイアもの”?「スケジュールを確認しただけ」

2025年12月17日 映画 #ユ・アイン

映画『プリースト 悪魔を葬る者』『破墓/パミョ』などを手がけたチャン・ジェヒョン監督の次回作に、俳優ユ・アインが主演候補として取り沙汰されている。

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先立って一部メディアは、ユ・アインがチャン・ジェヒョン監督の次回作『ヴァンピル(vampire)』で自粛を終え、復帰すると報じた。

しかしチャン・ジェヒョン監督は12月17日、本紙『スポーツソウル』の取材に対し、次回作『ヴァンピル』について「ユ・アインのスケジュールを確認しただけだ」と慎重に語った。

『ヴァンピル』は、ヴァンパイアを題材に、韓国型のオリジナルストーリーを融合させた作品だ。これまでオカルトジャンルで高い評価を受けてきたチャン監督の新作とあって、企画段階から注目を集めている。

ただし、チャン監督がユ・アインを主演として念頭に置いているのは事実だが、現時点でシナリオを渡したり、具体的なスケジュールを協議したりしたことはないという。

チャン・ジェヒョン監督
(写真提供=OSEN)チャン・ジェヒョン監督

ユ・アインの所属事務所UAAの関係者も『スポーツソウル』に対し、「決まったことはない」とコメントした。あわせて、ユ・アインは現在、およそ3本の映画シナリオを受け取っているが、自粛を理由に判断を保留しているというのが関係者の話だ。

ユ・アインは2020年9月から2022年3月にかけて、プロポフォールの常習使用、睡眠薬の違法処方、アメリカでの大麻喫煙などの疑いで在宅起訴された。今年7月、懲役1年、執行猶予2年、罰金200万ウォン(約20万円)の判決が確定した。

とりわけユ・アインは、映画『ベテラン』『王の運命-歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』などを通じて、韓国映画界で大きな支持を得てきた。

執行猶予判決を受け、次回作を慎重に検討しているなか、チャン・ジェヒョン監督の新作に合流するのかどうか、関心が集まっている。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮。以降、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命-歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』などの話題作に出演した。2025年7月、麻薬類管理法違反の容疑などで懲役1年、執行猶予2年が確定した。

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