俳優チョ・ジヌンに「少年犯罪歴がある」という疑惑が浮上するなか、すでに撮影を終えている『シグナル』シーズン2への影響にも関心が集まっている。
12月5日、韓国メディア『ディスパッチ』は、チョ・ジヌンが高校時代に重大犯罪に手を染め、少年保護処分を受けて少年院に送致されたと報じた。
報道によると、チョ・ジヌンは仲間と共に停車中の車両を盗み、さらに性的暴行事件にも関与し、高校2年生のときに特殊強盗・強姦容疑で刑事裁判を受けた。この事件でチョ・ジヌンらは少年院に送致され、高校3年生の半分を矯正施設で過ごしたという。
その後、チョ・ジヌンは1996年に慶星(キョンソン)大学の演劇映画科に入学し、演技活動を始めた。しかし無名時代にも暴行トラブルや飲酒運転を起こしていたとされる。
特に、こうした過去と関連して、本名の「チョ・ウォンジュン」ではなく、父親の名前である「チョ・ジヌン」を芸名として使っている理由についても、「過去を消すためではないか」という推測が続いている。
疑惑が浮上した後、チョ・ジヌンの所属事務所であるSARAMエンターテインメントは、「報道された内容について、事実関係を確認している。正確に把握した後、公式立場を明らかにする」とコメントした。
チョ・ジヌンの過去の疑惑が再び取り沙汰されたことにより、彼が出演している韓国tvNの新ドラマ『シグナル』シーズン2にも視線が集中している。
『シグナル』シーズン2は、2026年に放送予定の『シグナル』10年ぶりの続編で、チョ・ジヌンをはじめ、キム・ヘス、イ・ジェフンらが出演する。
今年2月に撮影が始まり、8月に撮影を終えている。来年の編成を控え、「CJ ENM コンテンツトーク2025」で、“誕生20周年を象徴する代表ドラマのひとつ”として紹介され、キム・ヘスの挨拶映像が公開されるなど、ファンの期待を高めてきた。
チョ・ジヌンは強力班の刑事イ・ジェハン役として、すでに撮影を完了した状態だ。俳優人生はもちろん、大きな期待を集める作品にも影響を及ぼしかねない今回の疑惑について、チョ・ジヌン側がいつ立場を示すのか注目されている。
(記事提供=OSEN)
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