日本で急死した女優妻を見送った歌手ク・ジュンヨプの痩せた姿が捉えられた。
10月28日、台湾メディア『CTWANT』は、ク・ジュンヨプが義妹であるシュー・シーディー(徐熙娣)の受賞祝賀パーティーに出席し、義母と仲睦まじく過ごす様子を捉えたと報じた。
ク・ジュンヨプは、以前の筋肉質な体型を思い起こさせるほどの痩せた姿だった。
ク・ジュンヨプの妻であった故バービィー・スー(徐熙媛)さんの妹であるシュー・シーディーは、10月17日に開催された第60回ゴールデン・ベル・アワード(金鐘奨)で『ミス・ナット・シティ』により、バラエティ番組司会者賞を受賞した。
シュー・シーディーは翌18日、台湾・台北市のレストランで家族と共に非公開の祝賀パーティーを開いた。
パーティーに出席したク・ジュンヨプは、茶色のTシャツと帽子を着用したラフな姿だったが、明らかに痩せた様子は見る者の胸を痛めた。それでも義母の肩に優しく腕を回し、自然に家族と馴染む姿は変わらぬ婿としての情を示していた。
ク・ジュンヨプは妻の死去以降、ほとんど食事をとらず、体重が14kg以上減ったと伝えられている。
現地ファンは「早朝から墓の前でiPadを使ってバービィー・スーさんの姿を描きながら時間を過ごしていた。そばには2人が一緒に写った写真や花、コーヒー、サンドイッチが置かれていた」と目撃談を伝えている。
また、あるファンは自分が涙を見せると、ク・ジュンヨプのほうが「大丈夫ですよ」と慰めてくれたと語った。また、ク・ジュンヨプが墓碑を自ら拭きながら心を込めて世話をする姿も見られたと伝えた。
バービィー・スーさんの母は「彼が真っ黒に日焼けしたのは、(バービィー・スーさんの)そばを守っていた時間のせいだ。人生でこういう人に出会えたらもう望むものはない」と深い信頼を示したこともある。
ネットユーザーたちは「今も愛を伝え続ける姿が胸を打つ。応援している」「少しずつでも家族と共に回復しながら生きてほしい」「一人ではないということを忘れないでほしい」と応援メッセージを送っている。
バービィー・スーさんは、台湾版『花より男子』のヒロインとして大きな人気を得た女優であり歌手だった。ク・ジュンヨプとは1998年に交際したが破局し、20年以上の時を経て2022年に再会し夫婦となった。
しかし2025年2月、日本旅行中に急性肺炎で急逝し、多くの人々に深い悲しみを残した。
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