俳優ソン・スンホンが胸の痛む訃報を伝え、予定されていたインタビューのスケジュールも中止となった。
本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、ソン・スンホンは9月25日に予定されていたドラマ『かけがえのない私のスター』の終映インタビューを行わないことが決まった。
9月21日、ソン・スンホンの母親であるムン・ミョンオクさんが死去した。享年77歳。
所属事務所キングコング by STARSHIP側は「すべての葬儀手続きは非公開で行われる予定だ。俳優ソン・スンホンとご家族に温かい慰めをお願いする」と伝えた。
ソン・スンホンは現在、韓国ENAで放送中(日本ではU-NEXTで配信中)の月火ドラマ『かけがえのない私のスター』にトッコ・チョル役で出演している。同作は、韓国最高のトップスターがある日突然、平凡な中年女性になって繰り広げられる涙と笑いのロマンティックコメディで、9月23日に最終回を迎える予定だ。
通常、ドラマの場合は最終回の放送後に“終映インタビュー”を行う。特に『かけがえのない私のスター』は初回放送時1.3%(ニールセンコリア、全国有料世帯基準)でスタートした視聴率が口コミで広がり、現在は4%を突破するまでに上昇していた。そのためソン・スンホンも終映直後の9月25日に取材陣と会い、ドラマを終えた感想を語る予定だった。
しかしインタビューを控えた4日前に母親の訃報が伝えられ、最終的に所属事務所はインタビューの中止を決定。ソン・スンホンは葬儀を終えた後、深い哀悼の時間を過ごすことになる。
所属事務所も改めて「俳優ソン・スンホンの母親が逝去された。これに伴い、25日(木)に予定されていたGenie TVオリジナルドラマ『かけがえのない私のスター』のインタビューはやむを得ず中止となった。ご理解のほどお願いする」と案内した。
これまでソン・スンホンは、公の場で両親への愛情を惜しみなく表現してきた。2020年の「父母の日」にも「愛する父さん、母さん!二人の息子であることが幸せです。今のように長く健康で一緒にいてください!愛しています」とメッセージを添え、両親の若い頃の写真を公開したこともある。
そんな彼だけに、突然の母親の訃報にファンや大衆も深い悲しみに包まれている。現在、ソン・スンホンのSNS投稿には、彼への慰めと応援、母親の冥福を祈るコメントが数多く寄せられている。
なお、故人の葬儀場はサムスン・ソウル病院葬儀場17号室に設けられた。告別式は9月23日午前9時30分に執り行われ、安置先はソウル追慕公園と北漢江公園だ。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・スンホン プロフィール
1976年10月5日生まれ。韓国・ソウル出身。1995年、俳優ソ・ジソブと共にSTORM第1期専属モデルとしてデビュー後、ドラマ『男女6人恋物語』『秋の童話』で一躍有名となる。2008年ドラマ『エデンの東』で「MBC演技大賞」大賞、男性人気賞など様々な賞を受賞した。2010年には松嶋菜々子と映画『ゴースト』で共演、アジアで絶大な人気を誇る韓流スターの1人に。代表作に映画『情愛中毒』『第3の愛』、ドラマ『マイ・プリンセス』『師任堂(サイムダン)、色の日記』『プレイヤー~華麗なる天才詐欺師~』など。
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