歌手/タレントのイ・ジヘが、大きな話題を呼んだ“水着記者会見”を振り返った。
9月9日に韓国で放送されたバラエティ番組『靴を脱いでドルシンフォーマン』(SBS、原題)では、次回予告としてイ・ジヘ、ソン・ダムビ、キム・トルトルの出演が告知された。
この予告でMCのキム・ジュノは、「三大記者会見の一つ」と表現してイ・ジヘの“水着記者会見”に言及。イ・ジヘは「私、発育がよかったから皆さんに“手術した”って言われて。だから記者会見でワキもオープンしました。体はナチュラルです」と明かした。
イ・ジヘは2006年7月30日朝、ソウル・南山(ナムサン)のタワーホテル屋外プールで、豊胸疑惑を払拭するため胸元の開いたスイムウェア姿で会見を実施したことがある。豊胸をめぐる論争は多くの芸能人が経験してきたが、本人主導で“公開検証”の場を設けたのは異例だった。
発端は、楽曲『Love Me Love Me』のステージ。人気音楽番組『M COUNTDOWN』(Mnet)にランジェリー風の衣装で出演した直後、ネット上で豊胸疑惑が急速に拡散した。
当時、イ・ジヘは本サイト提携メディア『OSEN』の取材に対し、「(アイドルグループ)S#arp(シャープ)の一員として活動していた頃は、アイライナー一つにも敏感なくらい神経質でしたが、今は性格も和らいで、ストレスをためないようにしていたら自然と体重が増えたんです」と説明。「ご存じの方も多いように、顔は以前に整形したことがありますが、胸は絶対にしていません」と疑惑を一蹴していた。
それでも論争が収まらなかったため、所属事務所はビキニでカメラの前に立つという強硬策を打ち出し、豊胸ではないことを証明することに。早朝のタワーホテルのプールに集まった多くの報道陣を前に、イ・ジヘは「堂々として正直な芸能人が愛される時代」と切り出し、「その代わりきれいに撮ってくださいね」とフォトグラファーにちゃめっ気たっぷりにお願いした。
さらに「放送のあと、お父さんや事務所代表までが“豊胸したのか”と聞いてくるなど、関心が高かったので、この場を設けました」と説明し、「ペク・ジヨンお姉さんやCoolのユリお姉さんとサウナによく行くので、一度聞いてみてください(笑)」と照れくさそうに語った。
「10代後半で歌手デビューして約10年活動してきましたが、今の衣装が自分の年齢にいちばん合っているコンセプトだと思います」と胸を張ったイ・ジヘは、続けて「体型よりも私の音楽に、もっと関心を向けてほしい。これからは歌で愛される人になりたい」と宣言。「一生懸命努力して、変わった姿をお見せします。汗は真実だから、必ず報われると信じています」と覚悟を示した。
(記事提供=OSEN)
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