8月22日(金)より全国公開となる『ジョン・ウィック』シリーズの最新作『バレリーナ:The World of John Wick』より、イヴの初仕事を収めた本編映像が解禁となった。
本作は、シリーズ第3作目の『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)とクロスオーバーした時系列で描かれる。
幼い頃に父親を殺されたイヴは、ジョン・ウィックの古巣でもある暗殺者養成組織ルスカ・ロマで12年間にも及ぶ過酷な訓練を積んだ。友との別れ、残酷な最終テストをクリアし、晴れて殺し屋としてディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)より初任務を受ける。
その内容とは大富豪の娘カトラ・パク(スヨン)の護衛。フル装備のプロの殺し屋たちに対して、イヴに与えられた武器は小型銃のグロック43Xにゴムの銃弾のみ。デビュー戦にしては超スパルタな内容だが、イヴは首尾よくカトラの遊ぶクラブに潜入。早速、襲い来る殺し屋たちに最初はボコボコにされるも、颯爽と立ち上がり「ガン・フー」を炸裂させるイヴ。煌びやかなドレスをはためかせ、しなやかに舞い、鋭く撃つ。果たして、イヴは無事にカトラを守り抜くことが出来るのか。
このシーンについて、イヴ役のアナ・デ・アルマスは「イヴにとって成長のための戦いだった」と振り返る。「彼女はルスカ・ロマから現実の世界に出て行こうとしています。ミスを犯す自分に腹を立て、イライラしてしまう彼女が、この任務によって必要なスキルを学んでいく過程を見ることができるシーンなんです」と語るように、イヴは一流の殺し屋とはいえ、熟練のジョン・ウィックとは違い、常に冷静沈着ではない。それゆえ、人間らしくチャーミングで応援したくなるシリーズでは唯一無二のキャラクターとなっている。
また、本作でハリウッドデビューを果たしたスヨンは「脚本を読み始めて、すぐに物語に引き込まれました。アクション映画であると同時に、父と娘の関係を描いた物語でもあるからです」と語っており、アクションだけでなく今までの『ジョン・ウィック』シリーズには無いドラマが展開されることも示唆している。
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