BTSもショックか…「国産」と強調しながら実際には中国産を使っていたペク・ジョンウォンの会社、検察に送致

2025年06月23日 ニュース

BTSメンバーとの親交でも知られる料理研究家ペク・ジョンウォンが代表を務める外食企業「THE BORN KOREA(ザ・ボーン・コリア)」が、原産地表示法違反の疑いで検察に送致された。

【写真】BTS・JIN、ペク・ジョンウォンと2ショット

6月23日、法曹界によると、国立農産物品質管理院の特別司法警察(農管院特司警)が6月4日、原産地表示法違反の疑いが持たれているTHE BORN KOREAを起訴意見付きでソウル西部地検に送致した。

THE BORN KOREAは、外国産の原材料で作った「ペク・ジョンウォンのペクソク味噌」や「ハンシンポチャのテナガダコ炒め」を、国産製品として表示していた疑いが持たれている。

「ペク・ジョンウォンのペクソク味噌」は、伝統的な韓国式製法を強調していたが、実際には中国産の改良メジュ(韓国の伝統的な味噌(テンジャン)や醤油(カンジャン)の元になる発酵させた大豆)や、輸入された大豆、小麦粉が含まれていたことが明らかになった。

また、「ハンシンポチャのテナガダコ炒め」については、国産ニンニクを使用していると宣伝していたが、実際の原材料には中国産ニンニクが含まれていたことが判明した。

ペク・ジョンウォン
(写真提供=OSEN)ペク・ジョンウォン

先立って5月6日、ペク・ジョンウォンは自身のYouTubeチャンネルに「最初からやり直します」というタイトルの動画を投稿し、今年初めに発覚した農産物の原産地偽装表示問題に言及した。

彼は「すべての責任は私にある。私が変わらなければ、真の変化は起こせないと悟った」と述べ、頭を下げて謝罪した。そして「骨を削る覚悟で組織を刷新し、社員との対話を通じて企業文化そのものを変えていく」と強調した。

また、近年取り沙汰されていた「放送パワハラ疑惑」にも触れ、「これもまた私の過ち」とし、「良い番組を作る過程で、私の言動が誰かを傷つけたなら、それは私の責任」と謝罪の意を示した。

こうした一連の事態を受けて、ペク・ジョンウォンはすべての放送活動の中断を宣言。「現在撮影中の番組を除いて、今後のすべての放送活動を中止する」と明かし、「今後は放送人ではなく企業人として、THE BORN KOREAの成長にすべての情熱と力を注ぐ」と述べた。

韓国で圧倒的な知名度と人気を誇っていたペク・ジョンウォンだが、一連の疑惑によって、その信頼は大きく揺らいでいる状況だ。

◇ペク・ジョンウォン プロフィール

1966年9月4日生まれ。韓国の大手外食企業THE BORN KOREA(ザ・ボーン・コリア)の代表取締役を務める外食経営専門家。“韓国料理の巨匠”とされており、タレント活動にも積極的。延世大学社会福祉学科を卒業し、砲兵将校として兵役を務めた。その後、1993年にソウル江南(カンナム)で「元祖サムパプチプ」をオープンして外食産業に参入。チェーン店所有数が韓国最多を記録する企業に発展させた。日本でも「本家」(ボンガ)、「セマウル食堂」「香港飯店0410」「ハンシンポチャ」といった人気店がチェーン展開されている。

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