活動を中断しているNewJeansのメンバー、ヘインが誕生日を迎え、ファンに思いを伝えた。
ヘインは4月22日、NewJeansメンバーたちが個別に運営しているインスタグラムアカウントに「誕生日を祝ってくれて本当にありがとう」と述べ、直筆手紙の写真を投稿した。
手紙を通じてヘインは、「手紙一通一通が本当に励みとなり、大きな慰めになったので、気持ちとしてはすべてに返信を書きたかった」とし、「私たちを応援してくれているすべてのBunnies(NewJeansファン)の方々を同じように大切に思っている。本当に感謝している。Bunniesの皆さんがくださった手紙を読みながら、感謝に満ちた誕生日となった」と述べた。
続けて「Bunniesの皆さんが開いてくださった誕生日イベント、本当に感動的だった」とし、「今日は実は行けなかった場所に行きたかったのだけど、もうすぐ到着というところで胃がとても痛くなって、結局入ることができなかった」と残念な思いを伝えた。
「だから公平に全部回れなかったこと、本当に申し訳なくて伝えたかった。きっとみんな一生懸命準備してくれていたと思う」とし、「本当に突然痛くなった。嘘じゃない」と付け加えた。
4月21日に誕生日を迎えたヘインは、17歳となった。しかし、今後も彼女が所属するNewJeansが活動を続けていくことができるかは不透明だ。
先立って、NewJeansは2024年11月28日、緊急記者会見を開き、これまで所属事務所ADORに改善を求めてきた事項が是正されなかったとし、一方的に事務所を離れると宣言した。
独自活動を宣言したNewJeansに対し、ADORは「契約は依然として有効である」と主張。同年12月に専属契約の有効性を確認する訴訟を裁判所に提起した。
翌月の今年1月には、その裁判の1審判決が出るまでの間、ADORの企画会社としての地位を認め、ADORの承認・同意なしにNewJeansが広告契約などを行うことを禁止するよう求める仮処分を申請した。
すると裁判所は3月21日、ADOR側の仮処分申請を認めた。これによってNewJeansは、作詞・作曲・演奏・歌唱などのミュージシャン活動、放送出演、イベント出演、広告契約の締結・出演、大衆文化芸術人としての地位や認可に基づく商業活動など、ADORの承認・同意なしには事実上すべての芸能活動が禁止された。
NewJeansは3月23日に香港で開催されたカルチャーイベント「ComplexCon」でパフォーマンスを披露した後、ファンに向けて活動中断を発表している。
その後、NewJeansは「独自活動の禁止」を命じた裁判所の決定に不服を申し立てたが、受け入れられなかった。4月16日に異議申請が棄却されたことを受け、即時に抗告しており、裁判は継続される見込みだ。
NewJeansメンバーたちを代理している法務法人セジョンは、抗告状を提出した事実を明かし、「今後も進行される法的手続きに誠実に臨み、事実関係が明確になるよう最善を尽くす」と伝えた。
なお、この間、ヘインの父親がADORとの専属契約をめぐる法的争いにおいて、唯一“反対の立場”を取っていたことが明らかになっている。ただし、裁判所の判断により、ヘインの父親はこの訴訟に限り、親権の行使が制限された。
◇ヘイン プロフィール
2008年4月21日生まれ、本名イ・ヘイン。2021年5月頃から所属事務所ADORの練習生として過ごし、デビュー前のNewJeansに最も遅く合流。2022年7月、NewJeansの最年少メンバーとしてデビュー。幼い年齢に似合わず、170cmの長身で手足も長く、特にステージで映えるメンバーだ。2022年12月、ルイ・ヴィトンのアンバサダーに抜擢された。
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