SMエンタとNAVERが共同グローバル事業開始。SuperMのライブ公演も

2020年04月14日 話題

SMエンターテインメント(以下、SM)とNAVER(ネイバー)が、グローバルエンターテインメントの競争力強化のため、共同グローバル事業を推進する内容の業務協約(MOU)を締結した。両社はグローバルエンターテインメント市場で差別化されたパートナーシップを確保し、グローバル事業の競争力を強化するため、多角的に協業を強化することにした。

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両社は今回の提携を通じて、SMが保有する世界的アーティストの発掘やプロデュースの専門能力と、NAVERの基盤技術を結合し、グローバルメンバーシップコミュニティ「Fanship」のグローバル市場拡大に取り組む。

NAVERが昨年公開したプラットフォーム「Fanship」は、ビッグデータを元にスターがファンのためのメンバーシップを直接設計・構築する新しいグローバルコミュニティ・プラットフォームだ。

また、両社が保有する専門能力を結合し、グローバル市場を中心に映像コンテンツのビジネスも拡大する。SMが備えているコンテンツ制作能力にNAVERのグローバルプラットフォーム運営能力・技術力を加え、グローバル市場を中心にデジタル技術とインフラをベースにした新しい映像コンテンツを披露する。

その一環として、4月中旬にライブ公演ストリーミングサービス「Beyond LIVE」がオープンする。「Beyond LIVE」では、既存のオフライン公演をネットで生配信するだけでなく、ネットに最適化された形のデジタルコンサートコンテンツを提供する予定だ。

新型コロナの影響により非対面サービスが拡大するなか、両社は「Beyond LIVE」サービスを通じてスターとファンがリアルタイムでコメントを書き込めるサービス、デジタルペンライトなど、多様な技術を活用して進化したデジタル公演文化をリードすることと期待されている。

「Beyond LIVE」サービスは、第一歩としてNAVERのV LIVE内でSMのグローバルユニットSuperMの公演を4月26日に配信する予定だ。

(写真提供=SMエンターテインメント)

SMエンターテインメントは「技術力としっかりしたプラットフォーム基盤を持つNAVERとの協業を通じて、コンテンツと技術が出会った新しいエンターテインメントを披露し、両社のグローバル市場進出を拡大していくものと期待される」と述べた。

NAVERは「世界で最も影響力のあるアーティストを抱えたSMエンターテインメントと連携し、デジタル技術競争力を土台にグローバルエンターテインメント市場攻略をさらに加速化させる」と話している。

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