BLACKPINKのメンバーとして世界的な人気を誇るジェニーが、ソロとして本格的な活動をスタートさせた。
しかし、彼女の最新ライブが楽曲よりも衣装の露出度で話題になってしまっている。
3月9日、ジェニーの公式Instagramに投稿された動画を見たファンは、驚きを隠せなかった。その動画とは、7日にロサンゼルスで開催されたライブ「The Ruby Experience」のステージ映像だ。
ジェニーはBLACKPINK時代とは異なる個性的なスタイルでパフォーマンスを披露したが、一部では露出度が高すぎると指摘され、議論を呼んでいる。
ジェニーは今回、胸元からへそまで深いスリットが入ったホワイトのシースルージャンプスーツを着用。ステージ上で前かがみになると谷間がはっきりと見える。ファンが撮影した動画では、ジェニー自身も衣装の乱れを気にして何度も手直ししている様子がうかがえる。さらに、ボトムスは下着のように短く、露出が多すぎるとの意見も出ている。
ほかにも胸に布を巻きつけたようなデザインの衣装も物議を醸した。極端に肌を見せるデザインに対し、海外ファンからは「大胆で魅力的」と好意的な声が寄せられる一方、「BLACKPINK時代のジェニーが恋しい」と否定的な意見も少なくない。
特に、BLACKPINK時代のジェニーは洗練されたファッションアイコンとしてのイメージが強かったため、今回の大胆なスタイルに戸惑うファンも少なくない。
今回のカムバックは、ジェニーにとって特別な意味を持つ。BLACKPINKとして2016年にデビューし、個人としては2018年にシングル『SOLO』をリリースしたものの、フルアルバムは今回が初めて。2023年にYGエンターテインメントとの専属契約を終了し、個人事務所を設立して独立した彼女は、初のフルアルバム『RUBY』で、より自由な表現を追求している。
リード曲『Like JENNIE』を含む全15曲が収録されている今作では、ジェニー自らプロデュースも手掛けた。音楽性の追求とともに、コンセプトやビジュアル面でもこれまでとは異なるスタイルを打ち出したが、その中で衣装の露出度が話題となってしまったわけだ。
それでもジェニーは露出論争にも動じることなく、「ロサンゼルス公演、まだ夢を見ているよう。2日間の愛と応援に感謝します。『RUBY』はまだ続いていきます」とSNSでメッセージを発信。自身のソロ活動に満足している様子を見せた。
しかし、彼女のパフォーマンス映像は依然としてネット上で議論の的となっている。今後も「The Ruby Experience」は複数の都市で開催される予定だが、ジェニーが露出論争を乗り越え、初のフルアルバムでアーティストとしての評価を確立できるのか、その動向が注目されている。
(記事提供=OSEN)
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億件を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。2023年12月、個人事務所「ODD ATELIER(OA)」を設立した。
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