韓国アイドルグループが絶対に避けられない「魔の7年」。
2018年5月にデビューした(G)I-DLEは、多くの憶測や心配をよそに、メンバー全員が再契約を結んだ。そして、「2024 MBC歌謡大祭典」では、デビューから大賞受賞までの歩みを振り返るステージに加え、ファンへの感謝を込めたファンソングを披露した。
年末放送予定だった『2024 MBC歌謡大祭典』の第2部が、1月30日午後に放送となった。(G)I-DLEは前日の第1部と第2部の両方で圧巻のステージを披露し、K-POPを代表するガールグループとしての実力を改めて見せつけたのだった。
彼女たちは今回の『歌謡大祭典』で、デビューから現在に至るまでの軌跡を余すところなく披露。第1部では、デビュー曲『LATATA』で当時のビジュアルとコンセプトを再現しながらも、7年のキャリアを重ねて熟成したパフォーマンスを披露した。
また、リーダーのソヨンはソロステージも披露。BIGBANG・G-DRAGONの楽曲 『POWER』を独自のスタイルでカバーし、ピンクスーツにキャップ、スカーフを組み合わせたファッションで登場。独特のラップと圧倒的なパフォーマンスで観客を圧倒した。
続く第2部では、(G)I-DLEの「現在」と「未来」が描かれた。昨年ヒットした『Super Lady』では、力強いイントロに続き、ソヨンの圧倒的な声量と高音が響き渡った。新曲発表後の活動期ではないにもかかわらず、ムラのない歌唱力が光った場面だった。
そして、続くファンソング『Neverland』には特別な意味が込められていた。彼女たちは昨年、再契約の問題で多くの憶測を呼んだが、11月の「2024メロン・ミュージック・アワード」で大賞を受賞した際、「全員再契約」を発表したことでファンを安心させた。この発表を経て披露された『Neverland』は、7年のジンクスを乗り越え、これからも共に歩むという“誓い”のような一曲だった。
『Super Lady』として輝き続け、『Neverland』という次のステージへと進む(G)I-DLE。彼女たちの未来に対する期待が、さらに高まる瞬間だった。
(記事提供=OSEN)
◇(G)I-DLEとは?
2018年5月2日に1stミニアルバム『I am』を通じて、CUBEエンターテインメントからデビューした5人組ガールズグループ。独自性とセンセーショナルなコンセプトで話題を集め、デビューから20日で音楽番組1位、音源チャート上位圏を記録し、新人賞7冠に輝く“モンスター新人”と呼ばれた。2022年10月にリリースした『Nxde』では、わいせつな視線を強烈に皮肉り、マリリン・モンローやバンクシーへのオマージュを取り入れたミュージックビデオが注目の的に。2023年5月のヒット曲『Queencard』を通じて、人気ガールズグループとしての確固たる地位を築いた。
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