HYBE傘下レーベルADORの元代表であるミン・ヒジン氏が、投資家とともにNewJeansに関する協議をしていたという主張が提起された。
現地メディア『テンアジア』は1月9日、ミン氏が昨年、投資に関する協議をしたというネット関連機器メーカー「DAVOLINK」のパク・ジョンギュ会長とのインタビューを公開した。
パク会長によると、ミン氏の「(パク会長と)会ったことはない」という発言は嘘だというのだ。また、ミン氏から投資を要請されたのは昨年8月末頃で、NewJeansメンバーAの伯父であるB氏が両者を繋ぐ役割をしたとしている。
B氏はパク会長に、ミン氏に50億ウォン(約5億4000万円)を投資してほしいと要求。これにパク会長は、「DAVOLINKを持っていくことで構造を作ってみよう」と逆提案したという。
さらに、昨年9月にはミン氏とB氏がパク会長の自宅でミーティングを行っている。パク会長はミン氏にDAVOLINKの買収を提案し、資金調達についても話し合ったという。
ほかにも同日、ミン氏から、NewJeansをどうやったらADORから引き抜くことができるかと聞かれた際、「ADORを出て、会社の価値が落ちれば、NewJeansを連れてくることができるのではないかと助言した」と話す。
しかし、両者の投資方式についての意見が合わず、話は霧散。以降、ミン氏はパク会長との会合をなかったことにし、パク会長はこれによって株価下落などの被害を受けたと訴えている。
先立って2024年末、現地メディア『ディスパッチ』はミン氏が同年9月30日にDAVOLINKの所有者と会っていたと報道。当時、ミン氏はDAVOLINK関連の投資に関して、「私が“誰かから投資を受けることにした”、“誰かと契約することにした”という話が、投資業界を中心に広がっているという便りを聞いた」として、「特定の企業名が言及されるという話も聞いたが、これは全て全く事実ではない」と一線を引いていた。
(記事提供=OSEN)
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