韓国ドラマ『ミスター・サンシャイン』の日本軍人ツダ役などで知られる俳優イ・ジョンヒョン(34)が、大手自動車メーカーのエンジニア新規採用で不採用となった事実を明かしたなか、事務所が“引退説”を否定している。
【写真】日本語が上手すぎて日本人と誤解…イ・ジョンヒョンの秘話
イ・ジョンヒョンは12月23日、自身のSNSで「脱落。メリークリスマス」という文章とともに、韓国の大手自動車メーカーKia(起亜)から届いたメッセージのキャプチャ画像を公開した。
公開されたメッセージには、2024年のエンジニア新規採用に応募したイ・ジョンヒョンに対し、書類選考での不採用を知らせる内容が伝えられていた。
俳優が演技活動と並行してアルバイトをするケースはよくあることだが、大手企業に応募するのは異例だ。何より、イ・ジョンヒョンは活動を休止しているわけではなく、現在も演技活動を続けている。
そんななか、突然大手企業に応募した事実を明らかにしたことで、ファンの間では“芸能界引退説”が浮上した。
ただ、イ・ジョンヒョンの所属事務所アクター・ディレクターズの関係者は24日、本サイト提携メディア『OSEN』を通じて「引退を準備するために支援したわけではない。専属契約期間満了が近づいているわけでもない。現在も熱心に作品の撮影に臨んでいる」と引退説を否定している。
実際、イ・ジョンヒョンは2024年内に『7人の脱出』『7人の復活』といったSBSドラマシリーズのほか、JTBCドラマの撮影も終えた。2025年の初めには次回作の撮影も計画されている状況だ。
また、今月4日にはシーズン1、2を成功裏に終えた『新兵~僕は超(スーパー)VIP・ソルジャー~』シーズン3へのキャスティングが明かされたばかり。当時、事務所は「イ・ジョンヒョンはシーズン1、2に続きシーズン3まで出演を確定し、現在も撮影中だ」と伝えたことがある。
イ・ジョンヒョン本人もまた、「成功したシリーズ作品を引き続きともにすることができるのは大きな光栄だ。今シーズンもいつものように最善を尽くし、作品の助けになるように臨む」と感想を伝えた。『新兵~僕は超(スーパー)VIP・ソルジャー~』シーズン3は韓国で2025年上半期に公開される予定だ。
このように、イ・ジョンヒョンは業界が不況に陥るなかでも、2024年に続き2025年も休まず活躍を続ける姿を予告していただけに、突然のエンジニア職応募には現在も疑問の声が寄せられている。
なお、イ・ジョンヒョンは1990年10月26日生まれの34歳。主な出演作に『ミスター・サンシャイン』『アイテム~運命に導かれし2人~』『契約友情』『アリス-運命のタイムトラベル-』『Sweet Home -俺と世界の絶望-』『新兵~僕は超(スーパー)VIP・ソルジャー~』などのドラマ、『イルジン 不良たち』『ノンストップ』『スティール・レイン』『シャーク 覚醒』『見知らぬ隣人』『パイレーツ:失われた王家の秘宝』『罪深き少年たち』などの映画がある。
なかでも、2018年に公開された俳優イ・ビョンホン、女優キム・テリ主演ドラマ『ミスター・サンシャイン』では日本軍人ツダ役を好演。あまりに流暢な日本語を駆使することから、「本当に日本人なのではないか」と誤解されて注目を集めた。
(記事提供=OSEN)
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