公開までまだ9日も残っているが、早くもチケット前売り1位に輝いた映画がある。韓国で今冬最高の期待作として注目を集める『ハルビン』(原題)だ。
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映画は1909年を舞台に、ひとつの目的のためにハルビンへ向かう人々と彼らを追う者たちとの息詰まる追跡と疑念を描いた作品。
『愛の不時着』などで知られるヒョンビンが、日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を殺害したことで、日本では「テロリスト」、韓国では「英雄」として知られる主人公・安重根(アン・ジュングン)役を演じる。また、伊藤博文をリリー・フランキーが演じている。
さらに、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、パク・フン、ユ・ジェミョン、イ・ドンウクといった、これまでにない強力なキャストが集結。それぞれの個性が融合した完璧な演技を通じて、ハルビンへ向かう独立軍の波乱万丈の旅を描き出す。
演出は映画『インサイダーズ/内部者たち』『麻薬王』などを手掛けたウ・ミンホ監督。制作は (株)ハイブメディアコープ。『ソウルの春』『ただ悪より救われよ』などに参加した制作陣の経験が『ハルビン』にも注ぎ込まれ、期待感を一層高めている。
圧倒的なスケールのグローバルロケーションが生み出す雰囲気と、ウ・ミンホ監督の視点から描かれる独立軍の命がけの旅を描いた作品で、この高い期待感が前売り率の上昇に反映されている。
12月15日午後、映画館入場券統合電算網の集計によると、『ハルビン』は公開9日前にもかかわらず前売り枚数8万3383枚を軽々と突破し、全体の前売り率で1位を獲得した。
公開9日前という早い段階で前売り率1位を記録したことで今後の興行成績に注目が集まっている。建材の勢いが続けば、公開前に前売り10万枚を突破することは確実だ。
今冬最高の期待作として注目されている『ハルビン』は、12月24日より韓国で公開。
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