俳優チョン・ウソンがモデルのムン・ガビとの婚外子スキャンダルで注目を集めているなか、「二股ではなかった」という主張が浮上した。二股疑惑によって多くの批判を浴びていたが、この主張により議論から抜け出すチャンスが生まれた。
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12月13日に韓国で放送されたバラエティ番組『フリーなドクター』(tvN)では、チョン・ウソンの婚外子論争の真相が取り上げられた。
ある芸能記者は「2024年の芸能界事件の中で、現在も話題が続いているチョン・ウソン婚外子論争が最も衝撃的だった」と語った。
続いて、2人が恋人関係だったという推測については「交際したことはなく、つまり愛し合ったこともなかった」と述べ、「愛していない関係だったので結婚しないということだった。そのため、関係を明らかにすることについて意見の相違があったのではないか」と説明した。
また、チョン・ウソンが恋人と一時的に別れた時期にムン・ガビと会っていたという側近の証言も紹介し、「チョン・ウソンの長年の恋人もムン・ガビとの関係を知っていた」とし、二股ではなかったことを強調した。
先立って11月22日、ムン・ガビは極秘出産していたことを公表。4年間も芸能活動を中断してなかでの突然の報告だった。ムン・ガビが子どもの父親について言及しなかったため、実父が誰であるかに関心が集中することとなり、その正体がチョン・ウソンであることが判明し、衝撃を与えた。
発覚後、チョン・ウソン側は「ムン・ガビがSNSで公開した子どもはチョン・ウソンの実子で間違いない」とし、「子どもの養育方法について最善の方向を模索中であり、父親として子どもに最善を尽くす」と述べた。チョン・ウソンはムン・ガビの妊娠を知った際に胎名を付けたり、出産について相談していたことも明らかになった。
しかし、プライバシーの流出がさらに事態を悪化させた。チョン・ウソンが一般女性と撮った写真が流出し、1年以上にわたり交際していることが知られた。
とあるメディアの報道によると、チョン・ウソンはムン・ガビのほかにも、1年以上交際している一般女性がいたという。この恋人はチョン・ウソンの親友であるイ・ジョンジェと彼の恋人イム・セリョンとダブルデートを楽しむほど真剣な交際をしていたが、チョン・ウソンに婚外子がいることやムン・ガビの存在を知らず、大きな衝撃を受けたという。
チョン・ウソンの所属事務所は「プライバシーに関するため確認が難しい点、ご理解いただきたい。過度な推測は控えていただきたい」と伝えたが、その後もチョン・ウソンが若い女性と親密にスキンシップを取りながら写真を撮る姿がSNSに流出し、さらに波紋が広がった。このためチョン・ウソンの“二股説”まで浮上し、論争が一層激化した。
その後、オンラインコミュニティには、過去にチョン・ウソンから直接届いたとされるSNSのダイレクトメッセージのキャプチャが拡散されるなど、女性関係の問題が続々噴出。チョン・ウソンは11月29日に開催された第45回青龍映画賞授賞式に出席し、論争に正面から向き合った。
チョン・ウソンは「『ソウルの春』をご覧いただいたすべての観客の皆様に感謝します」と述べた一方で、「今日は私の個人的な問題が、映画に汚点として残らないことを願う気持ちでこの場に立ちました。私に愛と期待を寄せてくださったすべての方々に、ご心配と失望をおかけしたことを心からお詫び申し上げます」と慎重に語った。
さらに「すべての叱責は私が受け止め、背負っていきます。父親として子どもに対する責任を最後まで果たします」と付け加えた。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ウソン プロフィール
1973年4月22日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。1994年の映画『KUMIHO/千年愛』で俳優デビューし、映画では『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』『アシュラ』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』『スティール・レイン』『ハント』『ソウルの春』、ドラマでは『アスファルトの男』『ATHENA -アテナ-』『パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~』『愛していると言ってくれ』などで主演を務めた。2011年にはフジテレビ系列ドラマ『グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~』に出演したほか、2016年には映画『私を忘れないで』で主演と制作を務め、2023年に映画『ザ・ガーディアン/守護者』で監督デビューを果たした。
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