今年11月に亡くなった韓国俳優の遺作の公開日が決定…実際に起きた仮想通貨暴落事件がモチーフ

2024年12月09日 映画 #韓国映画

今年の11月にこの世を去った俳優ソン・ジェリムさんの遺作が、来年1月15日に韓国で封切られることが決まった。

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ソン・ジェリムさんの遺作『暴落:事業に失敗した男』は、2022年に実際に起きた仮想通貨ルナコインの暴落事件をベースとしたクライムドラマ。ソン・ジェリムさんは、青年創業支援金の不正受給以降も故意に倒産・廃業を繰り返し、仮想通貨サービスで大規模な投資を誘致するも、取り返しのつかない状況に陥るヤン・ドヒョン役を演じた。

ソン・ジェリムさんのほか、『力の強い女 ト・ボンスン』のアン・ウヨン、Disney+オリジナルシリーズ『カジノ』のミン・ソンウク、『奇跡の兄弟』『カイロス~運命を変える1分~』のソ・ヒジョン、『彼女はキレイだった』のチャ・ジョンウォンが出演する。

『暴落:事業に失敗した男』
『暴落:事業に失敗した男』ポスター。ソン・ジェリムさん

本作は多くの被害者を生み出し、まだ司法の最終的な判断が出ていない実話をモチーフにしていることから、徹底した事前調査と法律事例を土台に、精密な検討と法律諮問を受けたという。

そしてメガホンを取ったのは、カンヌ国際ドラマフェスティバルで好評を得た『契約職だけ9回した女』など、社会への告発メッセージを込めたルポ作品を多数演出した、時事教養番組出身のヒョン・ヘリ監督。彼女は「最大限事実でありながらも、鋭いブラックコメディ的要素を込めた」と明らかにしている。

ソン・ジェリムさんの遺作『暴落:事業に失敗した男』は2025年1月15日より韓国で公開。

(記事提供=OSEN)

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