29年前の11月20日にこの世を去った歌手キム・ソンジェさん。彼の死の謎は今も解明されていないが、30年という節目にドキュメンタリーが公開されるかもしれない。
11月20日、本サイト提携メディア『OSEN』が取材したところによると、ペ・ジョンフンPD(プロデューサー)は2025年公開を目標に、キム・ソンジェさん死亡事件に関するドキュメンタリーを制作していることがわかった。
『OSEN』は昨年、ペ・ジョンフンPDが時事調査番組『それが知りたい』(原題、SBS)でタッグを組んだ放送作家とともに、有料動画配信サービスでキム・ソンジェ事件を取り扱ったコンテンツを計3エピソードで公開すると報じていた。本件に関して、ペ・ジョンフンPDは最近、「(ペ・ジョンフンのドキュメンタリーを)没後30年に公開できることを期待して準備中だ」と『OSEN』に明らかにしたという。
先立ってペ・ジョンフンPDは2019年8月3日、『それが知りたい』でキム・ソンジェ死亡事件の回を放送する予定だった。だが、故人の元恋人A氏が放送禁止仮処分を申請し、裁判所が受け入れたため放送されず。その後、追加で取材した内容を含め、同年12月21日に再度放送を試みたが、またしても元恋人の放送禁止仮処分申請が受け入れられ、不発に終わった。
しかし、ペ・ジョンフンPDは諦めておらず、今後は動画配信サービスに希望を託したようだ。特に、昨年はNetflixが『すべては神のために:裏切られた信仰』を配信された。
同作は、韓国の宗教団体などの闇にスポットライトを当てたドキュメンタリーで、地上波番組が手を出しづらい内容にも果敢に切り込んだと大きな注目を集めたこともあり、キム・ソンジェ事件もプラットフォームでの配信をきっかけにイシュー化するのではないかと期待を集めている。
(記事提供=OSEN)
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