“NewJeansの母”で知られるADOR前代表のミン・ヒジン氏が、自身をめぐる「投資説」や「他社との契約説」を断固否定した。
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ミン・ヒジン氏は11月5日、「最近、私に関する根拠のない噂が飛び交い、問い合わせがあったので、やむを得ず立場を申し上げる」とし、公式立場を発表した。
自身の噂を「記者の情報提供を通じて聞いた」というミン・ヒジン氏は、「私が『誰かから投資を受けることにした』『どこと契約することにした』という話が投資業界を中心に広がっていると聞いた。特定の会社名が言及された話も聞いたが、これがすべてまったくの事実ではないことをハッキリと申し上げる」と伝えた。
また、「言及された会社のほかにも、どのようなところとも接触したり、意見を交わしたりしたことがないということを明確に伝える」とし、「もしかすると善意の被害者が生じたり、HYBEが再び別の論争の素材として悪用したりすることを懸念し、デマを“厳選封鎖”しようと立場を明確に伝えているので、誤解がないことを願う」と強調していた。
なお、ミン・ヒジン氏は今年9月、「ADORの代表取締役に再び選任せよ」としてHYBEを相手取って仮処分申請を提出したが、ソウル中央地裁・民事合議50部は10月29日に「却下」という判断を下した。
ここでの「却下」とは、請求が法律の要件に合わなかった場合、本人判断をせずに事件を終結させる手続きだ。つまり、裁判所はHYBEに軍配を上げることとなったのだ。今年5月、ミン・ヒジン氏がHYBE相手に提起した議決権行使禁止仮処分訴訟については引用の判断が下されたが、当時とは正反対の結果となった。
これに対し、HYBEは「賢明な判断に感謝している。HYBEは今回の決定をきっかけに、ADORの正常化、マルチレーベルの高度化、アーティスト活動のサポートに最善を尽くす」と伝えた一方、ミン・ヒジン氏は音楽評論家キム・ヨンデ氏のYouTubeチャンネル「キム・ヨンデのSchool of Music」のライブ配信に生出演し、「(今回の仮処分は)前例がなく、勝訴(仮処分の引用決定)の確率を10~20%程度と見ていた。それでも、私の立場としては、HYBEにチャンスをもう一度与えると思った。このようにでも一度折れたら、プライドのために受け入れられないことも受け入れることができるのではないかと思った。自分の潔白も明らかにできるから」と主張した。
また、「私は彼ら(HYBE)の主張のように、(会社を)出ようとしたことがない。私はおかしなフレームに何度も苦しめられており、濡れ衣を着せられているので、潔白を見せなければならなかった」と、改めて悔しさを吐露していた。
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